− | − | − |
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日経平均 | 10242.64円 | △6.88円 |
売買高 | 23億1889万株 | − |
日経平均先物 | 10260円 | △20円 |
売買代金 | 1兆5719億円 | − |
TOPIX | 913.91 | ▼6.52 |
値上がり銘柄 | 424銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 403.13 | ▼20.93 |
値下がり銘柄 | 1152銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1285.76円 | ▼7.17円 |
変わらず | 97銘柄 | − |
騰落レシオ | 81.37% | ▼5.44% |
欧米株の反発やユーロ安一服で買い先行で始まるも、持高調整の売り買いは続き上げ幅縮小
週明けの米国市場が小幅ですが反発となったことや海外市場でユーロ安が一服となったことから買い先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたことや日本時間になってユーロが再び売り直されたこともあり、寄り付きの買いが一巡した後は上値の重い展開となりました。昨日の相場で節目水準での底堅さも確認されたこともあり、売り急ぐ動きもなく、買戻しなどもあって大きく買い上がる動きはないものの堅調な地合いが続きました。
前場もユーロが売られて株も売られる場面がありましたが後場も上値の重さを確認すると目先筋の手仕舞い売りもあって上げ幅縮小となり、先物に仕掛け的な売りが出ると一時軟調となる場面もありました。中国の金融引き締め懸念や米国での金融規制強化の動きも取り沙汰され、ちょっとした売り材料に敏感になっている相場では先物の売りなどに敏感に反応し、それまで堅調となっていた輸出株などが一斉に売られたものと思います。2月の時と同様に月の半ばを過ぎても持高調整の売りが出ているようです。
小型銘柄も買い手控え気分の強い中、相変らず手仕舞い売りに押されるものが多く見られました。東証マザーズ指数は連日の大幅下落、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物は朝方はヘッジ売りの買い戻しなどもありましたが、前場中頃からはまとまった売り買いも少なく方向感のない展開となり、後場後半からまとまった売りが嵩み指数を下押す要因となりました。
ディフェンシブ銘柄の一角が堅調となったもののハイテク銘柄などは同じ業種でも高安まちまちとなるなど冴えないものが多くなりました。昨日の引け値を下回る場面では底堅さも見られるのですが、買い気の乏しい中でちょっとした材料で売られると売り急ぐ向きも多くなるようです。それだけ相場が疑心暗鬼と言うことであり、景気の先行きに対しても確信が持てないということなのでしょう。ただ、騰落レシオなども売られ過ぎの水準に近く、また、景気の先行きに確信が持てないのは今に始まったことでもなく、懸念材料が薄らぐまでは目先筋中心の為替に振らされながら右往左往する相場が続き、底値を固めることになるのでしょう。
昨日と同じような値幅での動きとなりました。昨日よりは底堅いのですが、2月のもみ合い水準で底値を固めるような展開であることには違いなさそうです。遅行線が雲の下限にサポートされたような格好となっており、ストキャスティックスもそろそろ底値圏になっていることもあり、後はRSIがもう一段下落するような場面があれば底入れから反発となって来るのでしょう。
遅行線が雲の上限水準を割り込んでしまいました。日々線も昨日の安値を下回ってしまいましたが、まだ2月の「逆三山(三尊)底」のような格好となったところの「ネックライン」と言う節目水準での動きと見ても言いと思います。日経平均同様にストキャスティックスは安値圏となっており、RSIもそろそろ底値圏にあるので、反発も近いと見ても良いものと思います。
雲の中での動きとなったようです。RSIは方向感はなくストキャスティックスは上値余地がありながらも下落を示唆しており、遅行線が日々線に上値を押さえられながら、日々線は雲の中で下値を探る展開となりそうです。基準線・転換線と雲の下限の水準=91円台半ばでの底堅さを確認しながらの調整が続くものと思います。
ユーロ安一服と米国株高を受けて底堅い展開
ここまでの下落の反動や円高一服となったことに加え、韓国サムスン電子が2010年の設備投資と研究開発費の総額が過去最大となると発表したと新聞で報じられたことから両社や日立国際(6976)など半導体製造装置メーカーの受注が増えるのではないかとの思惑から買われて堅調となりましたが買いも長続きせず、後場に入ると見切り売りに押されて軟調となりました。
昨日の引け後に2011年3月期の連結純利益が前期比11%増となったと発表、大幅増益を好感する買いが入り大幅高となりました。為替の影響の少ない銘柄とあって買い安心感から幕間つなぎ的に買いを集めたものと思います。
欧州での売り上げ比率が高く、ユーロ安の影響で収益悪化懸念から売られていましたが、売られすぎの反動や海外市場でユーロ安が一服となったことから買戻しや値頃感からの買いが入り堅調となりました。
売り気配から始まり大幅安となりました。昨日の引け後に発行済み株式総数の約16%に当たる増資を発表したことから、株式需給の悪化や一株あたりの株式価値の希薄化を嫌気した売りに押されました。
マンション販売に底入れ感が出たと新聞で報じられたことに加え、他の不動産会社に比べて割安感があるとして、国内証券が投資判断を引き上げたことが好感されて買われ、大幅高となりました。
昨日2011年3月期が増収増益となる見通しと発表、好感する買いが入り大幅高となりました。市場予想とほぼ同水準でしたが、昨日、ユーロ安を嫌気して売られ年初来安値を更新していただけに逆に買戻しを急ぐ動きもあり、大きな上昇となったものと思います。
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