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日経平均 | 10462.51円 | ▼158.04円 |
売買高 | 25億7032万株 | − |
日経平均先物 | 10450円 | ▼190円 |
売買代金 | 1兆8230億円 | − |
TOPIX | 936.45 | ▼11.45 |
値上がり銘柄 | 441銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 456.22 | ▼4.22 |
値下がり銘柄 | 1133銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1312.07円 | △1.14円 |
変わらず | 102銘柄 | − |
騰落レシオ | 90.18% | ▼6.61% |
米国株安、円高に加え週末の手仕舞い売りもあって大幅下落
米国株が大幅安となり、為替も大きく円高に振れたことから、売り先行となりました。オプションSQ(特別清算指数)算出に絡んでも売り越しとなったようで、ハイテク銘柄などを中心に売り気配から始まるものの多く、大幅安となりました。週末ということもあり、手仕舞い売りもかさんで戻りも鈍く日経平均は10400円を割り込むような場面もありました。前場中頃からは買戻しも散見され底堅さも見られましたが戻りの鈍い展開でした。
後場に入ると手仕舞い売り持高調整の売り一巡感から買い戻しが入ると底堅い展開となり、底堅さを確認すると持高調整の買いも見られ下げ幅縮小となりましたが、最後まで買いは続かず、最後は目先筋の見切売りや持高調整の売りもあって、結局寄り付きと同じような水準での引けとなりました。過熱感も割高感もないのですが、海外要因で売られることが多いだけに週末にしっかりと持ち切れる向きも少なく、ヘッジ売りや手仕舞い売りを急ぐことになったものと思います。
小型銘柄も軟調とはなりましたが、持高調整の売りも限定的で下げ渋りも見られ、東証マザーズ指数は軟調となったものの、日経ジャスダック平均は最後に買われて小幅高、底堅い展開となりました。先物は朝方からまとまった売り買いが散見されその都度指数を動かす場面もありましたが、追随して買い上がるような動きや売り急ぐ場面は見られず、目先筋の売り買いが中心の中で買い戻しやヘッジ売りなどに右往左往する場面も見られたということのようです。
世界的な信用収縮の動きが気になるところではありますが、決算発表もほぼ出揃い、ファンドの決算に絡む売りが止まる可能性もあり、ここからは業績の回復を織り込む格好となるものと思います。その動きを先取りするかのように、買い戻しが入り、指数を下支え、ユーロを下支えるような場面もありました。最後は再び持高調整の売りに押されましたが、底堅いといえば底堅い展開であり、来週はいったんリスク許容度の低下=信用収縮は一段落となり、戻りを試すような展開となって来るのではないかと思います。
遅行線が雲にサポートされて、日々線が雲に上値を押さえられるような動きの中で「寄り引け同事線」となりました。底値固めの中で気迷い気分が強いということなのでしょう。RSIは下げ足りない感じですがストキャスティックスは底値圏からの反発となりそうな格好です。そろそろ底値が固まったと見て戻りを試すことになるのか、一気に底割れとなって下方に水準訂正となるのか、動きが出てもおかしくはないところです。雲に上値を押さえられながらも強含みの動きとなるかもしれません。雲の下限の水準を抜けるかどうかが注目されます。
雲の下限にサポートされた格好です。遅行線は基準線に絡みながら強含みとなっています。RSIやストキャスティックスは下値余地もあるのですが、底堅さも見られ底値固めという感じです。雲の下限のサポートを確認しながら底堅い展開となり戻るタイミングを測ることになりそうです。
小動きとなっています。遅行線が日々線に押されて、日々線は雲にサポートされるような動きです。RSIは中途半端な位置にあり、ストキャスティックスも上値余地はあるものの高値圏からの調整を示しているようでもあり、日々線にサポートされ、遅行線が日々線に上値を押さえられるような状況が続くものと思います。
決算発表への反応は鈍く目先の需給に振らされる展開
売り気配から始まり大幅安となりました。昨日の引け後に2011年3月期の連結営業利益が前期比5倍になると発表したのですが、営業利益も最終損益も市場予想を大きく下回ることから、慎重な見方が嫌気されたものと思います。
昨日2011年3月期決算を発表、今期の連結純利益も増益となり2期連続で最高益を更新する見込みであることが好感されて買われ大幅高となりました。値動きの良さを好感した目先筋の買いも入って大きな上昇となりました。
週末の手仕舞い売りやユーロ安の影響が懸念されて売られました。液晶パネルのバックライトに使う発光ダイオード(LED)の基幹部品である素子を自社生産すると新聞で報じられましたが特に材料視されることもなく、持高調整の売りもあって大幅安となりました。
昨日の引け後に2011年3月期の連結営業利益が前期比53%増となる見通しと発表、市場予想を上回り大幅増益見通しとなったことが好感されて買われ、ストップ高となりました。手詰まり感の強い相場のなかで値動きの良さから目先筋の買いも入り大きな上昇となりました。
売り先行で始まり、昨年4月以来の安値となりました。昨日の引け後に2011年3月期の連結純利益が市場の予想を大きく下回ったことが嫌気されて見切売りも嵩んだものと思われます。「タッチパネル関連銘柄」として買われていただけに競争激化を嫌気する動きもあったものと思います。
昼の時間帯に2010年3月期の連結決算が減収減益と発表、減配も発表しましたが、2011年3月期連結業績が回復、増収増益が期待され、配当も増配となるとしたことが好感されて買われ大幅高となりました。
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