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日経平均 | 10620.55円 | △226.52円 |
売買高 | 22億7413万株 | − |
日経平均先物 | 10640円 | △270円 |
売買代金 | 1兆5943億円 | − |
TOPIX | 947.90 | △15.07 |
値上がり銘柄 | 1242銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 460.44 | △8.05 |
値下がり銘柄 | 343銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1310.93円 | △5.51円 |
変わらず | 88銘柄 | − |
騰落レシオ | 96.79% | △3.90% |
米国株高に加え持高調整の売りが一段落、好決算に素直な反応となって大幅高
欧州金融不安が薄れたことなどから米国市場が高く、為替も落ち着き、素直に好決算に反応するように買い先行となりました。シカゴ市場(CME)で日経平均先物が大きく上昇していたことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたことから、買い気配で始まるものも多く、大幅高の始まりとなりました。寄り付きの買いが一巡した後は持高調整の売りに押されて上げ幅縮小となるものも散見されましたが、売られすぎの反動や好決算に反応する動きが続き、小動きながらも大幅高の水準での展開となりました。
後場に入っても昨日までのような持高調整を急ぐような売りもなく、目先筋の見切売りも少なく一段高となる場面もありました。さすがに節目と見られる10500円〜600円水準を抜けかかるようなところでは利益確定売りや戻り売りも嵩んで上値も重くなったのですが、持高調整の売り一巡感もあって値持ちが良く、値持ちの良さを見て買戻しも入るという状況で堅調となりました。為替も落ち着いた動きとなっており、ここまで売り要因となっていた欧州の金融不安、中国の金融引き締め、米国での金融規制強化懸念も一段落と言う感じで大きな上げとなりました。
小型銘柄も売り一巡感からの買い直しなどが見られ、堅調となりました。日経ジャスダック平均は上値が重く堅調というに止まりましたが、東証マザーズ指数は大幅高となりました。先物は朝方、買戻しも交えてまとまった買いも見られましたが、ジリ貧となり、まとまった売り買いはほとんど見られませんでしたが、後場に入るとまとまった買いが見られ、追随する動きなどから指数が押し上げられるような場面も見られましたが、方向感を持っての買いと言うよりは明日のオプションSQ(特別清算指数)に絡む動きと見られます。
欧州金融不安や米国金融規制強化懸念、中国の金融引き締め懸念の何一つ解決したわけでもないのですが、各国の中央銀行がドル資金の供給で強調し、信用収縮懸念=資金の流動性に対する懸念が薄れたことが大きいのではないかと思います。投機的な資金ばかりでは相場もいびつになりますが、逆に投機的な資金が全く無くても冴えないものとなるでしょう。まだまだ投機的な動きが主体で上下振らされることも多いのでしょうが、決算発表が出揃って、業績面からの見直しもそろそろ出てきても良いところということでしょう。
大幅高となりましたが、引き続き雲に上値を押さえられています。遅行線が雲にサポートされた格好となりましたが、ここからは遅行線も基準線が気になるところ、日々線は雲に上値を押さえられるということになりそうです。RSIがもう少し下落してもいいのではないかと思いますが、値幅と言うよりは日柄的な整理ということになるのかもしれません。
雲の中での動きが続いています。RSIもストキャスティックスも下げ足りない感もあり、底堅さも見られる一方でここからは上値も重いような、もみ合いとなるかもしれません。ただ、雲の上限が上昇しており、雲の上限に上値を押さえられながらでも堅調な展開となるのでしょう。
雲にサポートされて堅調ですが上値は遅行線が日々線に押さえられる形で押さえられています。RSIもストキャスティックスも方向感はない感じですが、引き続き遅行線が日々線に上値を押さえられ、日々線は雲にサポートされる状況でのもみ合いが続くのではないかと思います。
好決算に反応するものの持高調整の売りに押されるものも
昨日の引け後に2011年3月期の連結純利益が前期比25倍になりそうだと発表、収益率の向上を見込んでいることを好感する買いが入り、ストップ高となりました。
昨日発表した3カ年の中期経営計画で、2013年3月期の連結営業利益を2010年3月期比で3割強落ち込む見通しとしたことが嫌気されて売られました。米国で主力薬が特許切れとなることや後発医薬に押される設定としているようです。
欧州金融不安が薄れたことに加え、米モルガン・スタンレーとの新たな提携検討などの材料もあり、買戻しを急ぐ動きから堅調となりました。
昨日の引け後に2010年3月期連結決算を発表、営業利益が事前の予想を上回ったことや2011年3月期もDRAMの需給逼迫から好調な業績が期待出来るとして買われ、堅調となりました。米国半導体株が上昇していることやここまで大きく下落していたことからの値頃感からの買いもあり、大幅高となりました。
買い気配から始まり持高調整の売りをこなして堅調となりました。昨日の引け後に2010年3月期決算と2011年3月期業績見通しを発表、3期連続で過去最高益を更新する見通しといしたことで好感する買いが入りました。
売り先行で始まり、買い戻しなどもあって底堅さは見られたのですが、軟調となりました。2010年3月期連結決算は最終損益が黒字に転換となったのですが、同時に発表された2011年3月期の業績予想が物足りないということで利益確定売りや持高調整の売りに押されました。
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