3月にスタートした「日本経済新聞 電子版」(愛称:Web刊)。消費者はどのように受け止めているのだろうか。
ORIMOの調査によると、20歳~59歳の有職男女に「『日本経済新聞 電子版』を知っていますか?」と尋ねたところ、「知っている(内容まで知っている+名前は聞いたことがある)」は70.7%。年代別に見ると、「知っている」の割合は上の年代ほど高くなっている(20代61.1%、30代72.1%、40代73.6%、50代79.4%)。
「『日本経済新聞 電子版』に関心がありますか?」と聞くと、「すでに会員登録している」は2.4%。しかし、「関心があり、会員登録を考えている」「関心がある」を合わせると40.0%で、伸びしろは大きいと言えそうだ。男女別に見ると、「すでに会員登録している」「関心があり、会員登録を考えている」「関心がある」を合わせた割合は女性(31.6%)より男性(46.7%)の方が高かった。
「『日本経済新聞 電子版』のサービスは普及すると思いますか?」と尋ねると、「普及する」は24.8%、「普及しない」は23.1%とほぼ同率。しかし、「分からない」が52.1%と半数以上を占めていた。
「今後、新聞社(日本経済新聞に限らず)のWebサービスに期待することは何ですか?」と聞くと、トップは「低価格化/無料化」が33.2%と断トツ。以下、「リアルタイム性/速報性」(13.2%)、「読みやすさ/見やすさ」(7.9%)、「手軽さ/アクセスしやすさ」(7.4%)、「専門性」(6.3%)、「正確性/信頼性」(6.0%)が続いた。
男女別に見ると、「専門性」の割合は女性(3.9%)より男性(7.2%)の方が高かったが、「読みやすさ/見やすさ」の割合は男性(6.3%)より女性(12.1%)の方が高かった。
モバイルによる調査で、対象は20歳~59歳の有職男女1000人。調査期間は4月11日から20日。
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