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日経平均 | 10411.10円 | ▼119.60円 |
売買高 | 27億1432万株 | − |
日経平均先物 | 10400円 | ▼140円 |
売買代金 | 1兆9261億円 | − |
TOPIX | 932.10 | ▼12.54 |
値上がり銘柄 | 508銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 458.44 | ▼17.49 |
値下がり銘柄 | 1050銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1308.87円 | ▼6.13円 |
変わらず | 115銘柄 | − |
騰落レシオ | 95.00% | ▼2.23% |
米国株高や好決算に反応せず、目先の需給に振らされて懸念材料に敏感に反応し大幅下落
米国株が大幅高となったことや円安に振れたことが好感されて買い先行となりました。ただ、寄り付きの買いが一巡した後は日本時間になって為替が円高方向に振れ始めたことや、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこと、また持高調整の売りが続いていると見られたことから徐々に上げ幅を縮小、いったん上値の重さが確認されると見切売りも嵩んで前日の終値を意識する水準まで上げ幅縮小となりました。
後場に入ると手仕舞いを急ぐ動きも見られ、寄り付きから軟調となりました。為替が一段と円高に振れるような場面もあり、また、中国での金融引き締め懸念も強まったことから、売り急ぐような場面もあって、下げ幅を広げ、前場には買われていた銘柄にも見切売りが嵩むといった状況で大幅下落となりました。銀行の増資懸念が伝えられたことも売り材料とされ、好決算の発表も出尽くし感となり、総じて軟調となりました。
小型銘柄も見切り売りに押されるものが多く、東証マザーズ指数は大幅下落、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物も今日は前場よりも後場にまとまった売りが多く見られ、ヘッジ売りや見切売りが嵩んで指数を下押す要因の一つとなったようです。持高調整の一貫としての売りも出ていたのかもしれません。いずれにしても目先的な思惑での売り買いが中心と見られ、先行きに対する思惑での売り買いということでもなさそうです。
ギリシャ問題が一段落となったと思ったら次は中国の引き締め懸念や銀行の増資懸念が売り材料とされたようです。材料は取ってつけたようなものなのでしょうが、好決算への反応は鈍く、直接的な売り材料でないものに敏感に反応するというような市場のセンチメントの悪さを表しているようです。政局も含め、「懸念材料」がそれだけ多いということなのでしょうが、1月から2月の下落時と同じように懸念しているうちに売り一巡感となって、いつのまにか上昇が続くということになるのではないかと思います。
遅行線は雲にサポートされたものの日々線が雲を割り込んだことがはっきりとしました。引き続き遅行線が雲にサポートされながら底堅さも見られるのでしょうが、日々線は雲に上値を押さえられるような展開が続きそうです。RSIもストキャスティックスも底値固めという雰囲気であり、もう少し下値を固めるような上値の重い展開となるのでしょう。
雲の上限で上値を押さえられ、下限にサポートされています。遅行線が基準線を割り込みかけていることやRSIもストキャスティックスも下値余地がありそうなことから、少なくとも上値の重い展開が続きそうです。遅行線が雲のサポートを確認するまで下落となるのか、日々線が雲の下限でサポートされながら強含みに推移していくものと思います。
雲を抜けて、雲のサポートを確認するような展開になっています。ただ、遅行線が日々線を意識するところでは上値も重くなっており、RSIやストキャスティックスが安値圏になるまでは雲のサポートを確認するような動きとなるものと思います。遅行線が日々線に上値を押さえられ、雲にサポートされるような範囲での動きとなるのでしょう。
欧州金融不安は一段落だが持高調整の売りが続く
大幅高となり年初来高値更新となりました。昨日の引け後に2010年12月期の連結純利益が従来予想を5割以上上回りそうだと発表、上方修正を素直に好感して買いが入り大幅高となりました。外国証券の目標株価引き上げが相次いだことも買いに拍車をかけました。
住友重機(6302)が10月1日付で同社を完全子会社化すると発表、株式交換方式での完全子会社化だが交換比率から算出した理論的な株価が前日の終値(160円)を大きく上回る水準となっていることから買われ、ストップ高となりました。
日揮(1963)などと豪州2位の水道会社を買収すると新聞で報じられたことや海外商品市況が高かったことから買い先行となりました。ただ、持高調整の売りに押されて上値の重さが確認されると目先筋の手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
昨日の引け後にファナック(6954)株の売却での利益額を発表、「スマートグリッド関連銘柄」として買われていたこともあり、出尽くし感から売りが嵩み、大幅下落となりました。持高調整の売りも出ていたことに加え、外資系証券が投資判断を引き下げたこともあり、大きな下げとなりました。
昨日の引け後に2010年3月期の連結営業利益が従来の赤字から黒字に転換したと発表、好感した買いが入り大幅高となったのですが、円高が進んだことや持高調整の売りが嵩んだことで上げ幅縮小、小幅高となりました。
大幅下落、年初来安値更新となり昨年6月以来の安い水準となりました。昨日発表された今期(2011年3月期)見通しが市場予想に届かなかったことが嫌気されて売られ、持高調整の売りや円高を嫌気する動きもあって大きな下げとなりました。
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