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日経平均 | 10530.70円 | △166.11円 |
売買高 | 24億4208万株 | − |
日経平均先物 | 10540円 | △110円 |
売買代金 | 1兆8110億円 | − |
TOPIX | 944.64 | △12.90 |
値上がり銘柄 | 1344銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 475.93 | △4.57 |
値下がり銘柄 | 283銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1315.00円 | △9.71円 |
変わらず | 49銘柄 | − |
騰落レシオ | 97.23% | ▼0.43% |
ギリシャ問題一段落で大幅高だが、持高調整の売りは続き上値も限定
先週末の米国市場は大幅下落となったのですが、為替が円安方向に振れたことやギリシャ支援が決定されたとの報道があり、買い先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡した後は上値の重い場面も見られました。ただ、具体的に債券の購入などの支援策が明らかになり、ドル資金の供給での各国の協調などが伝えられると値頃感からの買いや目先筋の買戻しを急ぐ動きもあり、一段高となりました。
後場も買い先行で始まり、一段高となったのですが、今回の暴落の要因の一つであるファンド筋と見られる持高調整の売りも前場に続いて見られ、上値の重さが確認されると目先筋の見切売りなどもあって再び上値の重さを確認する動きとなりました。それでも先週末に比べて市場の雰囲気も様変わりとなり、好決算に素直に反応したり、円安を素直に好感する動きも見られました。結局、最後まで膠着感が強まりながらも堅調な地合いが続き、持高調整の売りもこなして高値圏の引けとなりました。
小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、戻りの鈍い銘柄も多く見られました。東証マザーズ指数はインターネット関連銘柄などの高いものが見られ、大幅高となりましたが、日経ジャスダック平均は堅調というに止まりました。先物はヘッジ売りの買戻しもあり、前場はまとまった売り買いが多かったのですが、後場に入るとジリ貧となりましたが、散発的にまとまった買いが入り、その都度指数を押し上げる場面も見られました。ただ、追随して買い上がるような動きには乏しく、方向感を出すことはありませんでした。
ギリシャ問題が一段落と見られ大幅高となりました。ただ、特に材料のないなかで同業種で高安まちまちとなるなど、持高調整の売り買いが主体と見られる動きであり、先週の大幅下落の要因の一つであった持高調整の売りはまだ続いているものと見ても良いと思います。ちょうど今年の1月から2月にかけての下落と同じパターンであり、ファンド系の持高調整が今週いっぱいは続きそうで、まだまだ波乱含みということではないかと思います。
遅行線が日々線にサポートされたような格好で雲に中に戻りました。明日も堅調であれば、先週末の雲を割り込んだ水準が「雲の下限にサポートされた」と言うことになり、明日は軟調となれば「雲を割り込んで雲に上値を押さえられている」と言うことになるのでしょう。RSIはまだ中途半端な位置から下落を示し、下値余地も多く、ストキャスティックスは波乱含みながらも底値圏からの反発となりつつあり、雲の下限に沿って上値は重いながらも堅調な地合いとなることが期待されます。
雲の下限にサポートされて上限に上値を押さえられています。遅行線も基準線のサポートを確認した格好ですが、RSIはまだ下値余地もありそうで、ストキャスティックスも底値圏になりつつあるのですが下値余地もある感じで、はっきりと戻りを試す展開になるというよりは雲の中でもみ合いながら調整するような動きとなるのではないかと思います。とりあえずは底値固めということになりそうです。
遅行線や日々線が雲にサポートされるように底堅さが見られます。現時点(10日9:20)で雲の上限水準まで戻っており、雲の中でRSIやストキャスティックスが底値圏になるまで日柄調整となるのではないかと思います。92円を割り込むと買われ、抜けると売られるような展開になるのではないかと思います。
欧州金融不安は一段落だが持高調整の売りが続く
先週末も海外市場で金価格が堅調となったことに加え、8日付けの新聞で2010年3月期の連結経常利益が従来予想を大きく上回った模様と報じられ、市場予想も上回ったことが好感されて大幅高となりました。
先週末の引け後に2010年3月期連結営業利益が前の期に比べて2.6倍になったと発表されましたが、今期(2011年3月期営業利益見通しが慎重ということやファンド筋と見られる持高調整の売りに押されて軟調となりました。
ようやく1月高値を抜けて年初来高値更新となりました。先週末の引け後に2010年1−6月期の連結最終損益が従来予想を大きく上回りそうだと発表、好感する買いが入り大幅高となりました。
欧州金融不安が一段落となる中で、欧州航空機最大手に炭素繊維の機体材料を納入すると新聞で報じられ、収益拡大期待が強まって買われ、大幅高となりました。
先週末に2010年3月期連結業績予想の下方修正を発表、嫌気する売りに押されて大幅下落となりました。タッチパネル用ハードコートフィルムの高品質化に伴う原価率の上昇が要因とされる。
先週末の取引時間中に2011年3月期決算を発表、会社側予想も市場予想も上回ったのですが、地合いの悪さに押されて大幅下落となった反動から堅調となりました。
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