2010年は、ショパン生誕200周年――。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」は、2005年から東京国際フォーラムと丸の内周辺エリアで開催されているクラシック音楽祭。毎年、テーマとなる作曲家やジャンルを設定するのが特徴だ。今年のテーマは「ショパンの宇宙」、ショパン生誕200周年を祝う。
4月28日から5月4日の期間中、約170の有料公演、約130の関連イベントを実施する。ショパンの宇宙というテーマどおり、「ショパンという恒星を中心に、その周りを先代の巨匠たちや同世代の作曲家たちなど数々の惑星が巡るような」イベントになるという。
ショパンの全作品を演奏するほか、バッハ、ヘンデル、モーツァルトといったショパンが影響を受けた巨匠、ベルリオーズ、リスト、メンデルスゾーン、シューマンといったショパンと交流があった作曲家、ショパンが親しんだポーランドの民族音楽まで、さまざまなプログラムを予定する。
そのなかでも注目なのは、東京国際フォーラムの展示ホール1で開催する「Chopin 2.0 New Paradigm」だ。ポーランドを代表するピアニスト3人(フィリップ・ヴォイチェホフスキ、ユスティナ・ガラント・ヴォイチェホフスカ、クバ・ルボヴィッチ)が、特別編曲のショパン楽曲を3台のピアノで同時演奏する。
同時に、会場内の大型スクリーンでは、ショパンの生涯や、青春時代を含む半生を過ごしたワルシャワの景色をパノラマ映像で紹介する。演奏休憩時間には、映画「ショパンのワルシャワ)」も上映する。
演奏は1日5回行い、入場無料だ。演奏曲リストは以下のとおり。
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