お風呂に入っている時間は平均26分――ライオン調査

» 2010年04月30日 12時11分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 好きな人は1日に何度も入るお風呂。どんな目的でお風呂に入る人が多いのだろうか。

 ライオンの調査によると、自宅で入浴をしている人に「入浴の目的」を尋ねたところ、最も多かったのは「体の洗浄」で43.2%。以下、「安眠」(17.6%)、「健康」(16.1%)、「美容・ダイエット」(13.0%)、「家族とのコミュニケーション」(10.1%)が続いた。

 それぞれの選択肢を選んだ人を男女別に見ると、「美容・ダイエット」は男性(10.4%)より女性(89.6%)の割合が高く、年代別では「家族とのコミュニケーション」は30代(45.2%)の割合が目立って高く、「安眠」や「健康」は40代〜50代(安眠50.3%、健康54.8%)の割合が高くなっていた。

入浴の目的(出典:ライオン)

 湯船を使う頻度を聞くと、最も多かったのは「毎日」で45.0%。以下、「週に3〜4回」(31.7%)、「週に1〜2回」(10.1%)、「月に2〜3回」(4.9%)が続いた。入浴の目的別に見ると、「家族とのコミュニケーション」が目的の人は、「毎日」の割合が55.8%と高かった。

湯船を使う頻度(出典:ライオン)

 「入浴にかける時間」を尋ねると、平均は26.0分。その内訳は「湯船につかる」が14.2分、「顔・体を洗う」(6.1分)、「洗髪」(5.7分)だった。入浴の目的別に見ると、平均入浴時間が最も長いのは「美容・ダイエット」が目的の人で38.9分、最も短いのは「体の洗浄」が目的の人で22.2分だった。

 ライオンでは「『美容・ダイエット』派は半身浴、マッサージ、ヘアパック、スキンケアなど多くのことを行っており、入浴時間を最大限活用しながら自分磨きに励んでいることが推察される」とコメントしている。

 インターネットによる調査で、対象は自宅で入浴している15歳〜59歳の男女1030人。調査期間は3月30日と31日。

入浴にかける時間(出典:ライオン)

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