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日経平均 | 11165.79円 | △251.33円 |
売買高 | 20億8453万株 | − |
日経平均先物 | 11160円 | △210円 |
売買代金 | 1兆4869億円 | − |
TOPIX | 996.71 | △18.51 |
値上がり銘柄 | 1478銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 502.71 | △5.58 |
値下がり銘柄 | 150銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1352.03円 | △13.16円 |
変わらず | 49銘柄 | − |
騰落レシオ | 126.48% | △3.73% |
米国金融規制懸念、欧州金融不安、中国の金融引き締め懸念が薄れ大幅高
週末の米国市場が堅調となったこと、為替が円安に振れたことに加え、欧州金融不安が薄れたことやG20で米国の金融規制強化が特に取り上げられることがなかったことなどから、買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり寄り付きの買いが一巡した後は大幅高ながらも動きはなく上値の重い展開となりました。それでも上値の重さを嫌気することもなく、中国で追加の経済政策が発表されるというニュースもあり、売り急ぐ動きは見られず大幅高水準で小動きとなりました。
後場も強含みの地合いが続きました。為替はあまり動きはなかったのですが、昼の時間帯や取引時間中に業績の上方修正を発表するもなどの散見され、利益確定売りをこなしながら堅調な展開が続きました。手仕舞い売りも利益確定売りもしっかりとこなすような感じで、結局最後まで値持ちの良い展開が続き高値引けとなりました。先週は週初に大きく下落となりましたがちょうど一週間前と反対のパターンで一気に先週の下落を取り戻すように大幅高となりました。
小型銘柄も指数には過熱感もあるのですが、買い方の回転が効いて堅調なものが目立ちました。東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均も大幅高に近い堅調となりました。先物は朝方は週末のヘッジ売りの買い戻しもあってまとまった買いも多く指数を押し上げるような場面も見られましたが前場中頃からはまとまtった売り買いも散発的、特に後場になるとまとまった売り買いはほとんど見られず、値持ちも良かったのですが、上値も限定的となりました。方向感を見極めての売り買いと言うよりはヘッジの売り買いや目先筋の売買が中心となっていたものと思われます。
日経平均も11000円を超えて引ければ良いと思っていたのですが、一気に先週の下落を埋めるように大幅高、先週は抜け切れなかった11100円水準をあっさりと抜けて来ました。一目均衡表の基準線や転換線も11100円水準にあり、この水準を抜けて引けたことで先週の安値が押し目となるかもしれません。一方で上値はここから一気に高値を抜けるにはもっと業績の上振れを確認する必要があり、上値の節目である11300円〜400円を超えるにはもう少し時間がかかりそうです。持高調整など目先の需給に振らされながら、いったんは11000円水準での底堅さなどを確認するような場面もありそうです。
遅行線が日々線を意識して反発となった格好です。先週の持高調整の売りに押される展開のなかで1月高値水準での底堅さが確認されたことになるのでしょう。一気に転換線や基準線を抜けたと見るのか、先週の初めに大きく下落した分を一気に埋めたことで基準線や転換線に上値を押さえられたことになるのか、明日も基準線、転換線の水準を上回って推移するのかどうかが注目されます。明日も堅調となれば底入れ確認となり今度は基準線や転換線のサポートを確認することになるのでしょうし、軟調となれば引き続き基準線や転換線を上値に先週安値水準を試すことになるのでしょう。
一気に転換線を抜けて高値を窺うような展開になりました。ストキャスティックスは底値圏からの上昇となっており、RSIも下げ足りないのですが反発の兆しが見られて上値余地もあり、高値を試す動きとなる可能性もありそうです。
下値の節目でのサポート=基準線=1月高値水準を確認して切り返し、高値を窺うような展開となりました。RSIやストキャスティックスは上昇が続き上値余地もあり、高値に突っかけるような動きは続くものと思います。高値を抜ければ抜けたで「達成感」も出てくるのでしょうが、強含みの推移が続きそうです。
好業績の反応と言うよりは目先の需給要因で高い
2010年1−3月期の連結営業利益が前年同期比43%増となり、従来の予想を上回ったと新聞で報じられ、業績改善傾向を評価する買いが入り堅調となりました。
週末の新聞で2011年3月期の連結営業利益が前期(2010年3月期の推定値の約2倍に拡大する見通しと報じたことから買われ、堅調となりました。
週末の新聞で2010年1−3月期の連結営業損益が従来の損益ゼロから黒字になったと報じられ、業績の更なる上振れを期待する向きもあって堅調となりました。
買い気配から始まり、大幅高となりました。為替が円安に振れたことや米国での景気回復を好感、2010年3月期の連結営業損益が黒字に転換したもようと新聞で報じられたこともあって大幅高となりました。
午前中に情報端末で中国が8月に追加の経済対策を発表すると報じられたことから「中国関連銘柄」として買われて大幅高となりました。中国だけではなく新興国での需要増加を期待する向きも多いようです。
先週末までの大幅下落の反動から買い先行となり、午後の取引時間中に2010年3月期連結業績の上方修正を発表、素直に好感する買いが入り一段高、大幅高となりました。
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