GW中の出発時間とエコドライブの関係

» 2010年04月26日 15時39分 公開
[Business Media 誠]

 エコドライブを行っている人はどのくらいいるのだろうか。今年のゴールデンウイークにクルマで遠方に行くという人(219人)に聞いたところ、朝6時以前に出発するドライバーの72.2%は「エコドライブを行っている」と回答していることが、マツダの調査で分かった。一方、午後出発のドライバーの37.0%は「エコドライブを行っていない」と答えており、出発時間によってエコドライブの実践率が大きくことなっているようだ。

あなたはエコドライブを行っていますか? (単位:%)

 エコドライブを考えるのはどのようなときなのだろうか。週1回以上クルマを運転するという人(624人)に聞いたところ「渋滞に遭遇したとき」(40.2%)と答えた人が最も多く、次いで「エンジンをかけたまま停車しているクルマを見たとき」(39.3%)、「ガソリンスタンドで給油したとき」(29.6%)、「交通量が多い道路に遭遇したとき」(26.8%)と続いた。

渋滞時の燃費に対する意識

 渋滞しているときの燃費に対する意識は、年代によって違いはあるのだろうか。「渋滞時に燃費が気になる」と答えたのは、20〜24歳のドライバーが最も多く63.0%。一方、50〜54歳は最も少なく45.0%だった。50歳以上のドライバーが渋滞時に気になるのは「目的地までの所要時間」(57.7%)と答えた人が最も多かった。20歳代前半のドライバーは「費用」を重視し、50代以上は「時間」を気にしている人が多いようだ。

 自動でアイドリングがストップできるクルマに「乗ってみたい」という人は77.6%。乗ってみたい理由を聞いたところ「自然にエコドライブができるから」(77.1%)と答えた人が最も多く、以下「自分でエンジンをきったりかけたりする手間が軽減するから」(60.3%)、「自動で行うから安全であるから」(30.0%)、「単純に興味があるから」(20.0%)と続いた。

 インターネットによる調査で、週1回以上クルマを運転する20歳以上のドライバー624人が回答した。調査期間は4月9日から4月11日まで。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.