2人は蝶となって永遠の愛を誓う――ヴィヴィアン・タムの新作ミニPC

» 2010年04月13日 21時47分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
西山茉希さん

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、ファッションデザイナー、ヴィヴィアン・タムとのコラボレーション企画第2弾としてミニノートPC「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」を4月26日に発売する。価格は6万3000円。

 コラボレーション第1弾だった深紅の芍薬(しゃくやく)をモチーフにした「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」から一転、今回はシャンパンゴールドをベースに蝶を大胆にあしらったデザイン。これは、ヴィヴィアン・タムの2010年春夏コレクションのコンセプト「Butterfly Lovers(梁山伯と祝英台)」そのままだ。

 Butterfly Loversは、中国人であれば誰でも知っているといわれる、男女の悲劇を描いた中国4大説話の1つ。東晋時代、梁山伯と祝英台はお互いに惹かれつつも結ばれず、死後、2匹の蝶となって永遠の愛を誓うというストーリー。

さなぎから蝶へ。重さ1.18キロのHP Mini 210 Vivienne Tam Editionは、あたかもクラッチバッグのようだ

 蝶のモチーフは天板だけでなく、付属する無線マウスやデスクトップ壁紙にも。Windowsのスタートボタンも鮮やかなオレンジ色の蝶に置き換わり、ゴミ箱などのアイコンもオリジナルデザインに。Butterfly Loversのコンセプトはデザイン面のみならず、機能面まで貫かれた。

 製品発表会にスペシャルゲストとして登場したモデル/タレントの西山茉希さんは、「ゴールドのPCを初めて見ました。ほかの色とぶつからない色なので、いろいろなコーディネートが楽しめそう。ファッションアイテムとして持ち歩きたいし、使っているところを誰かに自慢したいですね」と絶賛。

 HP Mini 210 Vivienne Tam Editionは、内箱からマニュアルに至るまで金色で統一され、女性へプレゼントとして贈ってもいい。およそ6万円という価格設定を聞いて、おもわず西山さんも「PCプレゼントブームが来るかも」と驚いたほど。

金色で統一したパッケージ(左)。デスクトップ壁紙や付属の無線マウスにも蝶をあしらった(右)

 販売は、日本HPのオンラインショップや量販店のほかに、全国に27店あるVivienne Tamショップでも展示され、直営ショップ(青山、六本木、代官山、神戸)で4月15日から先行予約を受け付ける。

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