社会人にとって貴重な、まとまった休みをとれる可能性があるゴールデンウイーク。どんなことを予定している人が多いのだろうか。
フォートラベルの調査によると、ゴールデンウイークに取得予定の連続休暇日数を尋ねたところ、平均日数は5.8日だった。最も多かったのは「5日」(44.8%)で、以下「7日」(15.1%)、「4日」(10.1%)、「8日」(6.6%)、「6日」(5.1%)と続いた。一方、「0日」という人も1.6%いるようだ。
2010年のカレンダーでは、暦通りに休暇を取得すると5月1日(土)から連続5日間の休暇となり、4月30日(金)を休めば7日間、また5月6日(木)と5月7日(金)を休むと9日間の連続休暇となる。暦通り(5日間)、あるいはそれ以上の連続休暇を取得する人は全体の8割を超えている。
ゴールデンウイークの予定を決めている人にその内容を聞くと、最も多かったのは「自宅中心で過ごす」で24.6%。以下、「海外旅行」(23.8%)、「国内旅行」(18.0%)、「仕事」(14.8%)、「帰省」(8.7%)、「日帰り旅行」(7.3%)が続いた。
2009年調査と比較すると、「自宅中心で過ごす」が16.5ポイント減少し、「海外旅行」が12.8ポイント増加している。フォートラベルでは「2009年は新型インフルエンザの世界的流行の影響で、直前のキャンセルが増加した。2010年は燃油サーチャージ、円高、暦の並びがいいなど、旅行に行きやすい環境が整ったため、海外旅行者が増加傾向にある」と分析している。
旅行に行く人の目的地はどこなのだろうか。海外旅行に行く予定の人に行き先を尋ねると、トップは「アジア」で47.7%。以下、「欧州」(29.4%)、「北米」(10.7%)、「オセアニア・ミクロネシア」(6.4%)が続いた。
また、国内旅行に行く予定の首都圏在住者に行き先を尋ねると、トップは「沖縄県」で12.5%。以下、「群馬県」(8.9%)、「長野県」(8.9%)、「静岡県」(8.9%)、「青森県」(5.0%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の会員1091人(男性45.7%、女性54.3%)。調査期間は3月19日から25日。
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