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日経平均 | 11292.83円 | △10.51円 |
売買高 | 23億9315万株 | − |
日経平均先物 | 11290円 | △10円 |
売買代金 | 1兆6809億円 | − |
TOPIX | 995.54 | △4.75 |
値上がり銘柄 | 1038銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 465.02 | △2.43 |
値下がり銘柄 | 498銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1287.74円 | △4.01円 |
変わらず | 139銘柄 | − |
騰落レシオ | 145.86% | △1.05% |
過熱感も強く上値も重いが為替の落ち着きや持高調整の買い戻しも入り堅調
米国市場はまちまち、方向感のない展開となり、為替も落ち着いたことから買い先行とはなったものの上値の重い始まりとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しではあるのですが、買い越し幅が縮小するなど売り買いの決定的な材料もなく持高調整の売り買いに振らされながら小動きとなりました。昨日の引け値を上回ると売られ、下回ると買われるといった展開で指数は方向感無く、内需関連銘柄が総じて堅調なのですが同業種の中でも高安まちまちとなるなど、方向感の掴み難い展開となりました。
後場も方向感はなかったのですが、為替は円安傾向にあったのですが、内需関連銘柄が買われ指数を押し上げ、堅調な推移となりました。特に材料が出たわけでもないのですが、ハイテク銘柄などに比べ出遅れ感が強いことや持高調整の買い戻しが入り堅調となったものと思われます。特に材料がない中で手仕舞い売りが嵩むものが見られる一方で大きく買われるものも見られ、指数は堅調ながらも方向感はなく、小動きとなりました。最後は手仕舞い売り売りも嵩み上げ幅縮小、日経平均は小幅高となりました。
小型銘柄も出遅れ感が強いものを中心に買われ、堅調なものが目立ちました。ただ、積極的に買い上がるというよりは売り手控えられてちょっとした買いで指数が上がるというような状況で東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均共に上値も重いのですが堅調となりました。先物は散発的にまとまった売り買いも見られましたが、後場に入って買い戻しを急ぐ動きが見られる場面もありましたが、長続きすることもなく、指数を大きく動かすことはありませんでした。
基調は強含みの展開が続いていると見ても良いものと思います。内需関連の出遅れ感が強い銘柄が物色されるなど景気回復を織り込むような循環物色となっており、数字上の過熱感が強い中で実際には過熱感が強いというよりは指数ばかりが上昇する相場と言う感じです。米国株も堅調となっているように、基本的には世界的に景気回復を織り込む動きとなっているものと思われ、資金の回転はうまく効いているものと思われます。資金の流れがどこかで止まらない限り、景気回復を織り込むような堅調な地合いは続くものと思います。押し目を確認、利益確定売りをこなしながら、底堅い堅調な地合いが続くのでしょう。
方向感のない展開となっています。明確な「三羽烏」と言う売りシグナルとはならなかったのですが、昨日の値幅の中での動きとなって「孕み足(はらみあし)」となり、昨日の安値を割り込むと下値を試す動きとなり、高値を抜けると一昨日の高値を目指すことになりそうです。RSIやストキャスティックスは依然として高値圏にあり、昨日の安値を割り込んで転換線や節目と見られる1月高値水準の節目を試す動きとなるのではないかと思います。
日経平均よりも強含みの展開となっています。ザラ場では高値を抜け堅調な地合いが続いていますが、RSIもストキャスティックスも高値圏にあり、日経平均がもたついている中で高値を更新しているということは出遅れ銘柄の物色が行なわれている形であり、出遅れ銘柄の物色も一巡すると一旦高値を確認したことになりそうです。過熱感を冷ます意味でも転換線水準でのサポートを確認するような展開になりそうです。
上値の重さを確認して調整となっています。1月高値水準で下げ止まっていますが、まだRSIもストキャスティックスも高値圏にあり、下落を示唆しているので、押し目を確かめるような動きとなって来るものと思います。まずは転換線にサポートされ、1月高円水準である1ドル=92円台ではしっかりとした動きになるのではないかと思います。
引き続き過熱感も強く上値の重いものが目立つ
1−3月期のテレビ事業の営業損益が2008年7−9月期以来、6四半期ぶりに黒字に浮上したもようと新聞で報じられ、好感する買いが入り堅調となりましたが手仕舞い売りも多く最後は小幅安となりました。
DRAM価格が堅調に推移していることや世界シェア上昇が新聞で報じられたこと、また、携帯情報端末向けに消費電力の少ないDRAMを2011年から生産すると報じられたことがこうかんされて買われ、堅調となりました。
持高調整の買い戻しに加え世界的な景気回復に伴い、中期経営計画での情報科学、農薬、医薬の3セグメントの数値計画、営業利益計画の達成は可能として国内証券が投資判断を引き上げたことも好感して買われ、大幅高となりました。
昨日の引け後に2011年2月期の連結純利益が9期連続で過去最高益を更新する見込みと発表されたのですが、材料出尽くし感や持高調整の売りが嵩んで大幅安となりました。
連日の年初来高値更新となりました。昨日の引け後に2009年度の鉄道営業収入(速報)が過去最大の減少率になったと報じられたのですが、材料出尽くし感や「駅ナカ」ビジネスへの期待などから買われて堅調となりました。持高調整の買いが続いていることも上昇要因となったものと思います。
2010年3月期下期の連結営業損益が従来予想の赤字から黒字に転換したもようと、新聞で報じられて業績回復を期待する買いが入り大幅高となりました。
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