以前に比べると理系に進む女性は増えているものの、まだ男性に比べると少ないのが現状だ。「女性科学者や技術者の活躍が日本で増えるために必要なこと」を尋ねると、トップは「女性科学者や技術者の就職先の増加」で76.5%。以下、「男性の育児休暇取得率向上など、男性の育児参加」(61.3%)、「女性科学者や女性技術者を育成する専門の教育機関の増加」(44.5%)、「女性の科学者や技術者の活躍事例の紹介活動」(40.2%)が続いた。就職や就職後の環境が上位に入っているようだ。
どんな人に憧れているのだろうか。「憧れる科学者、発明家、研究者(歴史上の人物も含む)」を聞くと、トップは「アルベルト・アインシュタイン」(114人)。以下、「トーマス・エジソン」(110人)、「野口英世」(83人)、「マリ・キュリー」(75人)が続いた。一方、「特にいない」という人も172人いた。
インターネットによる調査で、対象は短大・大学・大学院の理系学部(理・工系、農・獣・畜産・水産系、医・歯・薬系)に在籍している、もしくは卒業した女性1000人。調査期間は3月10日から16日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング