調査リポート
» 2010年04月02日 12時06分 UPDATE

理数系が好きで進学したものの、就職先が心配――理系女子のキモチ (1/2)

近年増加している“理系女子”。理数系科目が好きだったり、得意だったりしたことから理系の道を歩んだ人が多いようだが、就職、就職後の環境などに問題を感じている人は少なくないようだ。栄光ゼミナール調べ。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 かつては男性中心だった大学の理系学部だが、近年では女性が増加している。会社でも、理系学部出身の女性と仕事をしたことがある人は多いだろう。そんな“理系女子”たちはなぜその道を選んだのだろうか。

 栄光ゼミナールの調査によると、短大・大学・大学院の理系学部(理・工系、農・獣・畜産・水産系、医・歯・薬系)に在籍している、もしくは卒業した女性に「理系に進もうと決めた時期」を尋ねると、最も多かったのは「高校1年」で25.0%。以下、「中学校3年」(14.8%)、「高校2年」(14.1%)、「高校3年」(11.5%)、「小学校高学年」(10.7%)が続いた。高校入学前と入学後で、ほぼ二分されているようだ。

ah_rike1.jpg 理系に進もうと決めた時期(出典:栄光ゼミナール)

 なぜ理系の道に進んだのだろうか。「理系の学部・研究科に進学した理由」を聞くと、トップは「理数系科目が好きだったから・得意だったから」で53.3%。以下、「医師、薬剤師など、プロフェッショナルな職業に憧れて」(31.6%)、「就職に有利だと思ったから」(28.6%)、「物理や化学の実験が好きだったから」(27.3%)、「動物や植物が好きだったから」(23.8%)が続いた。

 学部・研究科別のトップを見ると、理・工系では「理数系科目が好きだったから・得意だったから」(62.2%)、農・獣・畜産・水産系では「動物や植物が好きだったから」(71.7%)、医・歯・薬系では「医師、薬剤師など、プロフェッショナルな職業に憧れて」(63.2%)だった。

ah_rike2.jpg 理系の学部・研究科に進学した理由(出典:栄光ゼミナール)
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