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日経平均 | 10996.37円 | △167.52円 |
売買高 | 21億5094万株 | − |
日経平均先物 | 10930円 | △160円 |
売買代金 | 1兆4889億円 | − |
TOPIX | 966.72 | △14.59 |
値上がり銘柄 | 1414銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 439.90 | ▼5.38 |
値下がり銘柄 | 178銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1264.39円 | △4.19円 |
変わらず | 90銘柄 | − |
騰落レシオ | 131.94% | △7.94% |
米国市場は冴えない展開だが、円安を好感、持高調整の買い戻しもあって昨年来高値更新
米国市場は冴えない展開となりましたが、為替が円安となったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅買い越しとなったことから、買い先行となりました。寄り付きの買いが一巡した後も持高調整の売り買いが中心で堅調な動きが続き、上値も節目と見られる10900円水準を超えるところでは押さえられて小動きとなりました。売り急ぐ動きもほとんど見られず、狭い範囲で方向感のない展開となりました。
後場に入ると一段高、大幅高となりました。寄り付きから買い先行で始まったあとも買い戻しを急ぐ動きもあり、1月高値を抜けて、節目と見られる11000円を超える場面もありました。腰の据わった買いと言うよりは買い戻しを急ぐ動きが多かったものと思われますが、配当期待の買いもあって、ほぼ全面高、大幅高となりました。節目を抜けて大幅高となった割には売買高などが少なく、目先的な過熱感も強いのですが、週末の買い戻しも交え、買い急ぐ動きが見られたものと思います。最後も買い戻しが入り高値圏での引けとなりました。
小型銘柄はまちまちの動きながら手仕舞い売りに押されるものが多く、また、主力銘柄が大幅高となる中で乗り換えの売りが嵩んだ面もあり、東証マザーズ指数は大幅安となりました。日経ジャスダック平均はハイテク銘柄などに買いが入り堅調となりました。先物もまとまった売り買いが散発的に見られ、その都度指数を押し上げる、あるいは押し下げる場面はありましたが、追随して買い戻しを急ぐ動きも、売り急ぐ動きも限定的、大きく指数の方向感を出すようなことはありませんでした。
目先的な過熱感はものともせず、一気に1月高値更新となりました。最後の指数の動きなどを見ても買い戻しが中心であったことには違いなさそうですが、来週以降、新たな買い手が見られるのかどうかが注目されます。配当を取った後の利益確定売りや節目を抜けたことでの達成感、目先的な過熱感から利益確定売りに押されることになるのかどうか、需給動向、外国人の売り買いの動向が注目されますが、スピード調整、いったんは10800円前後での底堅さを確認するような動きとなるのではないかと思います。
1月の高値水準まで一気に上昇となりました。形は1月のときと同じような展開で、目先的には達成感が出ていることや過熱感も強いことから上値の重い展開となって、調整となる可能性もありそうです。RSIもストキャスティックスも高値圏にあり、基準線や移動平均線との乖離も大きく、いったんは利益確定売りに押されることになるのではないかと思います。
1月の高値を抜けて来ました。RSIもストキャスティックスも高値水準にあり、過熱感が強く、達成感も出てくるところで、上値も重くなりそうです。週明けからは上値の重さを確認して、調整となるのか、強さを確認して上値追いとなるのかが注目されますが、持高調整の買い戻しが一巡すると見られることから、市場参加者が増えるのかどうかで動きが決まるものと思います。
引き続き雲の中で底堅い展開となっていますが上値も重い状況が続いています。RSIもストキャスティックスも今度は下げ足りないような感じでしたが、雲の下限を意識して底堅く、戻りを試す展開となっています。まだしばらくは雲の中での動きと見ておいていいのではないかと思います。
持高調整の買い戻しもあってほぼ全面高
為替が円安となり、ハイテク銘柄や機械株が買われるなかで、大手証券の中国FA市場に関するレポートで同社が取り上げられたこともあって買いが入り堅調となりました。
ホームエレクトロ部門における主要な不採算事業から撤退、来期から大きな赤字が出ないとして大手証券が投資判断と目標株価を大きく引き上げたことが好感され、目先筋の買いも集めて大幅高となりました。
円安でハイテク銘柄が物色される中、昨日の引け後に業績の上方修正を発表、外資系証券が目標株価を引き上げたこともあり、堅調となりました。
本日の昼の時間帯に2010年3月期の連結業績予想を下方修正、最終損益が黒字から赤字に転落しそうだと発表、嫌気する売りに押されて軟調となりました。業績好調な企業が多い中での下方修正となり、配当予想も減額したことから、見切売りが嵩みました。
昨日の引け後に2010年3月期の連結純利益が従来予想を大きく下回りそうだと発表、不動産市況の悪化に伴う減損処理が響く格好ですが、悪材料出尽くしとして買い先行となり、堅調となりました。
重症敗血症治療剤の本試験を当初計画通り継続すると発表したことで、早期の申請期待が後退、嫌気する売りに押されて一時大幅下落、軟調となりました。ハイテク銘柄など円安を好感して買われるものが多い中でディフェンシブ銘柄として乗り換え売りの対象となった面もあるものと思います。
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