調査リポート
» 2010年03月24日 12時13分 UPDATE

日本航空の再建に、最もふさわしい経営者は誰?

経営難に陥っている日本航空の再建に、最もふさわしい経営者は誰だろうか。年収750万円以上のビジネスパーソンに聞いたところ、日本を代表する経営者が上位に並んだ。ビズリーチ調べ。

[土肥義則,Business Media 誠]

 日本航空の再建に、最もふさわしい経営者は誰だと思いますか? 年収750万円以上のビジネスパーソンに聞いたところ「稲盛和夫(日本航空会長)」氏がトップであることが、ビズリーチの調査で分かった。稲盛氏を選んだ人に、その理由を聞いたところ「もはや通常の変革では無理。稲盛会長の人の道を説く経営者としてのカリスマ性が再建には重要」「半官半民というような特殊な会社で、無責任な会社から脱却するには、アメーバ経営が必要」「京セラにおけるマネージメント実績。日本を代表する経営者。苦労を経験し、成功をつかんだ」といった声があった。

 稲盛氏に次いで多かったのは、日産自動車CEO兼ルノー会長兼CEOの「カルロス・ゴーン」氏。ゴーン氏を選んだ人からは「非情なまでにコストカットができる。日航は過去のしがらみを捨てる必要がある。ゴーン氏であれば、しがらみにとらわれず、不採算部門を切り捨て、経営資源を最大限効率化できる。日本人には無理だと思う」「グローバルが最大の課題である以上、日本人には困難」などの意見があった。このほか日本電産創業者の「永守重信」氏、ソフトバンク社長の「孫正義」氏、ファーストリテイリング会長兼社長の「柳井正」氏が上位にランクインした。

yd_boss.jpg (クリックしてすべてを表示、出典:ビズリーチ)

 稲盛氏のどのような役割を期待しているか、と聞いたところ「ビジョンの明確化・発信」(62%)が最も多く、次いで「マネージメントチームの再構築」(45%)、「事業計画の策定・実行」(42%)、「重要項目の決断」(37%)、「社員の啓発・啓蒙」(35%)と続いた。

yd_boss2.jpg (出典:ビズリーチ)

 業績不振の企業が再建を成功するためには、どのようなことが必要だろうか。最も多かったのは「起業経験のある経営者を外部から招へい」(46%)、次いで「経営者として社内の若手を抜てき」(29%)、「大手企業出身の経営者を外部から招へい」(15%)、「現状の経営陣による事業計画の再構築」(10%)と続いた。

 求人サイト「ビズリーチ」の会員962人が回答した。調査期間は3月9日から3月15日まで。

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