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» 2010年03月12日 08時00分 UPDATE

岡村社長に“働く”について聞いてきた:いつか起業したいのですが、どうすればいいでしょうか? (1/2)

「いまは会社で働いているけど、いつかは起業したいなあ」と考えている人もいるのでは。まだ具体的なことが何も決まっていない人に、リーブ21の岡村勝正社長はどのようなアドバイスを送ったのだろうか。

[土肥義則,Business Media 誠]

 企業のトップに、読者からのさまざまな悩みについて答えてもらうシリーズ「“働く”について聞いてきた」。いまは会社で働いているが、いつかは起業したいと考えている人もいるだろう。まだ具体的なことが決まっていない人に、リーブ21の岡村勝正社長はどのようなアドバイスを送ったのだろうか。

25歳 男性Mさん

まだ具体的なことは何ひとつ決まっていませんが、いつか起業したいと思っています。そのために今からできることはないか模索中です。起業にあたり、自分はこんなことを行った、ということや、これをやっておくべきだったと思うことがあれば教えていただけませんでしょうか。


熱い思いと揺らぐことのない信念

yd_okamura1.jpg リーブ21の岡村勝正社長

 Mさんは「起業」を考えられているようですが、どんなことをするかはまだ決まっていないようですね。少し厳しい言い方をすれば、目標や目的が具体化していない段階で、起業を準備するということは難しいでしょう。それでも何かをやって備えるということであれば、“リーダーシップ”というものをしっかりと身に付けてみてはいかがでしょうか。これがある程度身に付けば、今後も役立つと思いますよ。

 会社を起業すれば、いろいろなことに遭遇することでしょう。予測をはるかに超える事態も起きるかと思いますが、こうした試練も超えていかなければなりません。そのためには経営者としての熱い思いと揺ぎない信念が必要です。

 ちなみに私は25歳のときに、タイヤ販売をしていた兄の会社の横の敷地で「岡村板金」を経営していました。しかし板金業は高度な技術が必要なうえ、丁寧にやればやるほど割に合わなくなります。当時の私は「これが自分の天職なのか!?」と悶々とした日々を送っていたのですが、ある日、知り合いのご縁でクリーニング屋を始めることになりました。

 クリーニングに関しては全くの素人だったので、アイロンを習いに行きました。そこでプロの方の手さばきを目の当たりにし、「自分にはできないかもしれない」と不安に感じました。しかし「絶対にクリーニング屋として成功する」といった強い信念があったので、なんとかズボンにアイロンをかけられるようになり、習いに行ってから4日目には内装をリフォームして事業をスタートさせました。

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