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» 2010年03月04日 08時00分 UPDATE

岡村社長に“働く”について聞いてきた:「結婚=生活が苦しくなる」と考えない方がいいですよ

読者からのさまざまな悩みについて答えてもらう、シリーズ「“働く”について聞いてきた」。今週からはリーブ21の岡村勝正社長が登場。これまでクリーニング店などを経営してきた岡村社長は、“働く”についてどのような考えを持っているのだろうか。

[土肥義則,Business Media 誠]

 企業のトップに、読者からのさまざまな悩みについて答えてもらうシリーズ「“働く”について聞いてきた」。これまでSBIホールディングスの北尾吉孝CEOなどに答えてもらったが、今週からはリーブ21の岡村勝正社長にバトンタッチ。リーブ21を立ち上げる前に、自動車修理業やクリーニング店などを経営してきた岡村社長は、“働く”ことについてどのような考えを持っているのだろうか。

ベンチャー企業勤務 29歳 男性Aさん

今の会社はベンチャーですが、給料もそれほど悪くなく、仕事内容に不満があるというわけでもありません。また、ベンチャーのため、会社の形態も変わりやすく、分社化して要職につく人間もいます。しかし、一方で、重要事項の決定権は会社の創立メンバーがしっかり握っている感は否めません。そこで、この会社で上を目指していくべきか、ステップアップを目的とした転職をすべきか迷っています。30歳目前で、そろそろ結婚も意識し始めており、このままでよいのか悩んでいます。


1人で食えなくても、2人なら食える

yd_okamura.jpg リーブ21の岡村勝正社長

 いまの会社で働き続けるのか、それとも新しい会社に転職するのか――。どちらを選択すればいいのか、と迷うところだと思います。しかし人生という長いスパンで考えれば、どちらを選んでも大差はないように思います。

 Aさんはベンチャー企業にお勤めということですが、ベンチャーには多少の矛盾はつきもの。そのような組織の中でも、仕事に全力投球し、成果を挙げることができれば、いろいろなチャンスが生まれてくるはずです。もちろんこのタイミングで転職しても、Aさん次第で道は開けることでしょう。

 特に若いころは、給与面や休日といった条件面などを重視する傾向があります。もちろんそれらのことも大切ですが、もっと重要なのは“自分自身を磨く”ということではないでしょうか。結果や成果はすべて自分で作り出すもの――。こういった強い意志で挑めば、大きな成果を期待できると思いますよ。

 ところでAさんは結婚を不安視しているようですが、「1人で食えなくても、2人なら食える。2人で食えなくても、3人なら食える」――といった考え方をしてみてはいかがでしょうか。「結婚して食えなくなった」「子どもが生まれて食えなくなった」といった声を、私は聞いたことがありません。「結婚=生活が苦しくなる」などと考えない方が、気が楽になりますよ。

岡村勝正 (おかむら・かつまさ)

1945年生まれ。1970年に自動車修理業「岡村板金」を設立。72年にクリーニング業「サンドライ」設立し、78年にはサンドライのFC店舗は70店、年商は5億円となる。76年から「抜け毛・脱毛」を改善するための研究を始め、91年には発毛システムを完成させる。そして93年に毛髪クリニックリーブ21を設立をし、2001年からは世界で唯一のコンテスト「発毛日本一コンテスト」を毎年開催。現在は全国102カ所に店舗を展開する。経営のほか、CM制作などの宣伝、新規事業に幅広く携わる。


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