円高メリット銘柄に注目
2011年度を目処にスマートグリッド(次世代送電網)向けの大容量蓄電池を発売する。太陽光や風力など自然エネルギーの高速充放電用として電力会社などに売り込み、環境関連事業の新たな収益源に育てる。
NTTファシリティーズとデータセンターの非常用電源装置を共同開発した。大型の電源装置としては世界で初めて小型軽量なリチウムイオン電池を採用。設置面積を従来品の約半分に押さえ、都市部で増えるデータセンターを効率運用できる。
2013年3月期の太陽電池の生産量を今期の2.5倍に引き上げる。国内外での需要の急拡大を受けて能力増強ペースを上げる。これまでの収益重視から積極策に転じる。
2013年から16年までに液化天然ガス(LNG)輸送船を6隻投入する。石油や石炭に比べ環境負荷が小さいLNGは世界的に需要が拡大しており、同社はLNG船で過去最大規模の投資に踏み切り、事業拡大を狙う。
情報通信事業の再編に乗り出す。「クラウドコンピューティング」事業は子会社とサービスを一元管理する体制を構築、サーバーやソフトウエアなどIT関連の開発は横浜市の拠点に集約する。
主力の抗がん剤「ダコジェン」について、新たに急性骨髄性白血病の治療薬として米食品医薬品局(FDA)に2011年春までに販売承認を申請する。がん分野の薬は潜在需要が大きいため、治療範囲を広げて売り上げ増を目指す。(日経産業)
売り 1590万株
買い 1300万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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