38歳のラストサムライ、英語学習に挑むひょんなことから英語を勉強することになりました(1/12 ページ)

アイティメディアで企画営業を担当する、「誠世代」のサラリーマン・スギモト。仕事は結構デキるほうと自負していますが、英語は苦手、避けて生きてきました。しかしある日、1本のPC用ソフトを手渡され、強制的に英語を勉強させられることに……。

» 2011年01月11日 00時00分 公開
[PR/Business Media 誠]
PR

 私、スギモトはアイティメディア企画営業を行う男性38歳「誠世代」のサラリーマン。仕事は結構デキるほうと自負していますが、英語だけは避けて生きてきました。そう、私は日本大好き。海外になんか行ったことはありません。日本人なんだもの、日本にいれば生きていけるじゃないですか……。

 しかし最近、最愛の嫁が「パスポートの期限が切れるので海外旅行に行こう」と言いだしました。海外なんて行きたくない。というか、英語が話せない。「英語に抵抗があるんだよね〜」とうっかり会社で話していたら、この企画の“人柱”になることが決定。ロゼッタストーンなる英会話学習ソフトを使い、英語を勉強することになってしまいました。

 「ほかの英語学習法とは違う」「効果が実感できなかったら、30日以内なら返品OK」と、えらく自信満々なこのソフト。本当に英語が話せるようになるのか? 外国人恐怖症は克服されるのか? 本連載では、38歳ラストサムライ・スギモトの挑戦を長期レポートします。


2010年2月 ロゼッタストーンに出会う

 キッカケは2009年11月に実施した読者調査だった。

 「今後身に付けたいスキルとして、読者の49.9%が英語を挙げている」という結果を受けて、「英語を学ぶ過程を読者目線で伝えられれば……」という企画になぜか私が抜擢されてしまったのだ。

 抜擢された理由は以下の通り。

  1. Business Media 誠読者の平均年齢と近く、かつ男性であること
  2. 海外に行ったことが1度もなく、もちろん英語はできない
  3. 英語に憧れて勉強しようとした時期があったが、成功した試しはなく、「できない」という固定概念にとらわれている
  4. 「英語ができる後輩がいる」と聞くとイラッとする

 このような理由から、候補選考の最後には「江戸状態」とか「ラストサムライ」などと言われてしまう状態。しかし、企業戦士の方々にも、上記に当てはまる哀戦士たちは結構いらっしゃるのではないだろうか?

 一念発起したものの、単語を必死に覚えても次から次へと忘れていき、文法を教えられると混乱してしまう。「ある程度勉強したから」と外国人に話しかけてみても通じず、相手が気を遣って会話しようとしてくれても、何を言われているのか分からないのでその場から逃走……。

 「これではいけない!」と思い、英会話学校に体験入学しても、やはり何を言っているのか分からず、言いわけしようにも「日本語を使ってはダメ!」と怒られる始末。そして、外国人の先生が怖くなってまたもや逃走……。

 英語が得意な友人に相談すると、「やる気出して集中して勉強すればできるでしょ〜」「いやあ、普通にしゃべれるようになったけど」などと言われて、自分の能力の限界を痛感する日々。結果、「自動翻訳機が開発されたら、勉強しても意味ないし」とひがみ根性丸出しの状態で今に至っているのだ。

 しかし、私のようなラストサムライ状態の候補者はほかに社内にいないらしく、もう逃走はできない。しかも、私の英語習得までのチェックポイントがすでに設定されているという。

第1チェックポイント 朝、米国の方と電話で商談している弊社社員Aさんの会話内容をおおまかに理解する

第2チェックポイント 洋画やCNNなどを、字幕なしで見られるようになる

第3チェックポイント 弊社オーストラリア人社員Rさんと会話できるようになる

 まだまだ若いと思っていた私も、もう38歳。この歳で傷つくと立ち上がれない可能性もあるので、真剣に取り組んでいきたい。

ロゼッタストーンの特徴

 さまざまな英語学習を体験したもののどれも失敗した私が、今回使うのは「ロゼッタストーン」という言語学習教材ソフト。通勤時の地下鉄広告や、テレビCMで見たことがある人もいるだろう。

ロゼッタストーンの説明書は日本語です 説明書は日本語です

2月某日 まずはソフトをインストール

 まずはインストールから始まるのだが、私も会社員。仕事を終えて家に帰ったら「まずは晩酌のビール」と思い、ビンとコップを机の上に置いたものの、トイレに行って戻ったら見当たらない。犯人は嫁。「学校でビールを飲みながら授業を受けている学生がいますか?」と怒られてしまった。

 ビールはしぶしぶあきらめて、教材をインストール。途中でチュートリアル動画が再生され、それによるとロゼッタストーンでは「画像・映像」「直感的理解」「双方向性」「ユニークな教授法」という4つの要素によって外国語を学習するということだ。翻訳や丸暗記に頼った学習ではなく、もともと持っている言語習得能力をよみがえらせるという形らしい。

 また、チュートリアル動画では、「1つの言語を使っているあなたは、すでにエキスパートなのです」とほめてくれた。乗せられやすい私はうれしくなって、その感動を嫁に伝えたところ、「言葉を話せる人はみんなそうね」とアッサリ。

英語圏はこんなにあります。ロゼッタストーンで、まさに世界が広がるハズ 英語圏はこんなにあります

実際に試してみた感想は

 インストールが終わり、ヘッドセットを装着して発音テストを終えると、いよいよレッスンが始まった。

2月某日 「an egg」に詰まる

 まずは基本中の基本、「Hello」の発音からだ。「さすがに余裕だろ」と思ったものの、なかなかOKが出ない。3回ほどやり直して、ようやく次のステップへ進めた。

 「Woman」のスペルを見て、該当する画像を選択するといったことは簡単だったが、リスニングをして該当する画像を選択するというモードになった途端、間違えてしまった。「油断をすると間違えてしまう」この状態が、英語学習に集中できる環境を自然に作り出しているように思えた。

 詰まったのは「an egg」の発音。自分では言えているつもりなのだが、中々OKが出ない。何回も何回も言っていると、自分が正しいと思っている「an egg」の発音を忘れていき、無意識に言われたままの発音で「an egg」と言ってみると……OK! これが「直感的理解」というものだろうか。

 単語の発音練習をクリアし、「大分慣れてきたかな」と思ったら、今度は聞かれたことに対して答える「会話」に突入。少しあせったが、よく見れば、すぐ分かる「Yes」「No」問題。意外と簡単に答えられ、この変化には自分でもちょっと驚いた。

自宅で学習できるロゼッタスートン。こんな格好でも大丈夫 こんな格好でも大丈夫

 1時間ぐらいやってみたが、初めてやってみた感触は次のようなもの。

  1. 「単語をいくつ知っている」「文法を知っている」などは関係なく、自然に進められる。
  2. ある単語の発音で中々OKが出なくても、一度OKが出るとその後あまりNGが出なくなる(これは不思議)
  3. 適度に出題パターンが切り替わるため、緊張感が持続する
  4. 外国人の画像を見ながら勉強するため、外国人に対する拒否反応がやわらぐ(気がする)

 一番大きいのは1人で学習するため、恥を忍ぶ必要はなく、思い切り声が出せることだろう。「正しい発音で母国語を話すように堂々と話すこと」の効用を強く感じた。

 ラストサムライと言われた私だが、次のレッスンが楽しみになってきた。「Hello」や「egg」の発音にはかなり自信が付いたので、街中で外国人に会ったらあいさつができるし、卵が落ちた時には注意できるはずだ(たぶん)。

 私の挑戦はさらに続く。

ロゼッタストーン購入のご案内

ロゼッタストーン購入のご案内

 ロゼッタストーンは、レベル別でご購入いただくことができます。オンラインバージョンもございます。

 効果が実感できなかった場合、ご購入後30日以内なら開封していても返品が可能です(ロゼッタストーン・ジャパンからの直接販売によるCD版に限ります)。

 →詳細はこちらから

 →購入はこちらから


       1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11|12 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:ロゼッタストーン・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2013年3月31日