− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 10126.03円 | △24.07円 |
売買高 | 15億7611万株 | − |
日経平均先物 | 10100円 | − |
売買代金 | 1兆1529億円 | − |
TOPIX | 894.10 | △2.69 |
値上がり銘柄 | 880銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 409.19 | △5.83 |
値下がり銘柄 | 624銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1211.05円 | △3.06円 |
変わらず | 175銘柄 | − |
騰落レシオ | 74.61% | ▼1.01% |
米国株は軟調、大きく円高に振れた割には底堅い堅調な展開
米国市場は欧州金融不安や雇用懸念から軟調となり、為替も円高に振れ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたのですが、朝方発表された鉱工業生産指数が予想を上回ったことや昨日の大幅下落の反動もあって買い先行となりました。寄り付きからの買いが一巡した後は週末、月末ということで積極的な売り買いが少なく方向感のない展開となりました。持高調整の売り買いが中心と見られ、閑散とした相場展開でした。
後場に入ると一段と動きはなく堅調ながらも上値の重い展開となりました。足元の業績は回復を示しているのですが、期末要因で需給には不安が残り、買い急ぐ動きも売り急ぐ動きもなく、先物のまとまった売り買いに振らされる場面もあるのですが、動きは限定的で方向感が出るわけでもなく、最後まで方向感のない相場展開となりました。先行きに不透明要因も多く、決算期末も近いということで、積極的な買いは入らず好材料にも反応せず、逆に材料に関わらず期末要因で買戻しが、見られる銘柄はそれだけで堅調となっていました。
小型銘柄は堅調なものが多く、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均は小幅高となりました。先物はまとまった売り買いは散発的に出るだけで、方向感を持っての取引は見られず、目先筋中心の動きでした。指数を大きく動かす場面はあっても、瞬間的であり、大きく方向付けるような動きはなく、市場全体に手詰まり感が強くなっているようです。
昨日と同様に業績面景気の先行きなどを見据えた売り買いと言うよりはあくまでも目先の手仕舞いの売り買いが中心で目先の需給に振らされています。昨年も2月から3月にかけて持高調整の売りに押されて大きく下落しており、今年もここまで昨年の9月からの相場が1年前の相場とほとんど同じような動きとなっており、ここからは期末をにらんだ持高調整の売り買いが中心となって来るものと思われ、目先の需給要因だけに振らされる展開となるものと思います。
小動きとなりました。方向感が出たわけでもなくまだ底値固めといえるような展開ではないと思われます。RSIもストキャスティックスも中途半端な位置から調整となっており、引き続き雲の下限での底堅さを確認しながら調整が続くものと思います。基準線の下落が止まる日柄から動きが出てくるのかもしれません。
雲の下限水準で下値を確認するような状況となっています。まだ転換線に上値を押さえられ、RSIもストキャスティックスも下値余地も大きいことからもうしばらくは雲の下限のサポートを確認しながら日柄整理が続くものと思います。基準線の下落が止まれば基準線までの戻りを試すことになるものと思います。
引き続き雲の中で底堅い展開となっていますが上値も重い状況が続いています。RSIもストキャスティックスも今度は下げ足りないような感じでしたが、雲の下限を意識して底堅く、戻りを試す展開となっています。まだしばらくは雲の中での動きと見ておいていいのではないかと思います。
持高調整が中心で方向感のない展開
新薬の特許切れ問題が取り沙汰される中で、後発医薬品事業に参入すると新聞で報じられ、後発医薬品の収益寄与、補完を期待して買われ堅調となりました。
昨日の引け後に発表した2013年3月期までの中期経営計画で「クラウドコンピューティング」事業や自動車用リチウムイオン電池事業の強化、スマートグリッド(次世代送電網)事業にも参入する方針を示したことが好感されて堅調となりました。
従来のトヨタ(7203)からの受注に加え、日産(7201)からも電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)の基幹部品、モーターコア(鉄芯)を受注したと新聞で報じられ、業績拡大を評価する買いが集まり大幅高となりました。
米下院での公聴会が無事に過ぎたことに加え、朝方発表された1月の鉱工業生産指数で「輸送用機械工業」の生産が上昇したことを評価して買われ堅調となりました。
特に買い上がる材料が出たわけではないのですが、週末、月末ということでの手仕舞いの買戻しが見られ、手詰まり感の強い市場の中で値動きの良さを好感する買いも入って大きな上昇となったものと思われます。
特に売り急ぐ材料が出たわけでもないのですが、持高調整や週末の手仕舞い売りに押されて軟調となりました。景気の先行きに対し楽観的な見方も少なくなって来たことから、手仕舞い売りを急ぐ動きとなったものと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング