明日から始める! 初めての自転車通勤(最終回)冬場の通勤、どんな服装がいい?(1/6 ページ)

» 2010年02月25日 18時00分 公開
[西幡治美(金森マーケティング事務所),Business Media 誠]
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著者プロフィール:西幡治美(にしはた・はるみ)

Photography by Sho Fujisaki

 金森マーケティング事務所の体育会系コピーライター&プランナー。スポーツ市場の販促やプランニングを得意とする。

 まずは体験してユーザーの立場に自分をおくことから商品や企画を始めたい性質(タチ)。根性系の自転車レースやトレイルランに好んで出場するが、大抵はレースの制限時間と格闘、誰よりも長くレースを楽しんでい ることが多い。

 「いつ取材されてもいいように」とおしゃれなコーディネイトを考えるため、毎回遠征は大荷物。めったにないくせに「表彰式用のウエア」までいつも用意している。「スカートをはいてランニングを始めたのは私だ」と言い張っているが……。


 本連載では、過去3回にわたり「自転車通勤を始めよう」と皆さんにお伝えしてきた。有酸素運動によるシェイプアップ効果、リフレッシュ、そしてエコ! いいことずくめのように思える自転車通勤にも、実はいくつかの“逆境”がある。今回は、そんな「乗り越えねばならない壁」に立ち向かう皆さん、自転車通勤に興味はあるがまだ踏み切れないという皆さんに役立つような情報をお伝えしよう。

 →明日から始める! 初めての自転車通勤(1)

 →明日から始める! 初めての自転車通勤(2)

 →明日から始める! 初めての自転車通勤(3)

5万円以下! お値打ちスポーツバイクの最新モデル

 以前この連載では、自転車通勤を始めるにあたっては、スポーツ車を強くおすすめした(参照記事)。しかし実際には困った方も多かったかもしれない。デフレ、不景気、賃金カット、小遣いダウン……など、不景気な話が多いこのご時世。

 「ただでさえ厳しいのに、高級自転車に乗ってスポーツ感覚で通勤なんて余裕が、どこにあるの!」「ルック車※でもやっとなのに、危ないから駄目って、どうすりゃいいの?」そんな声にお応えできる、お値打ちバイクをいくつかご紹介しよう。

※ルック車……一見マウンテンバイクやクロスバイクのように見えるのだが、頑丈な作りをしておらず壊れやすい。よく見ると、「悪路を走らないでください」などと極小の文字で注意書きがあったりする。

GIANT CROSS(ジャイアント クロスシリーズ)

 クオリティとコストパフォーマンスに優れた台湾の大手メーカー・ジャイアントが、2010年に登場させる「クロスシリーズ」は、4万5150〜5万7750円と、非常にうれしい価格設定。

 あらかじめスタンドや泥よけもセットしてあるので、「すぐに乗リ始めたい」「細かな設定が面倒」という方にもオススメ。ジャイアントのコンセプトである、ライドライフを全ての人にという観点から作られた、自転車通勤にぴったりのスペシャルモデルだ。


RITEWAY SHEPHERD (ライトウェイ シェファード)

 FELTやGTといった欧米製バイクの輸入代理店をしているライトウェイプロダクツが、スポーツバイク文化を日本にも広めたいという理念のもとに立ち上げた新しいスポーツバイクブランドが「シェファード」だ。

 「誰もが安心してラクに乗れる日本人向けライフスタイルバイク」と銘打たれているだけあり、日本人の体格にフィットしたデザインで、サイズも我々に適した展開。それでいて価格はなんと4万4940円と、5万円を切る安心設定だ。


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