− | − | − |
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日経平均 | 10198.83円 | ▼153.27円 |
売買高 | 17億4625万株 | − |
日経平均先物 | 10200円 | ▼150円 |
売買代金 | 1兆2565億円 | − |
TOPIX | 895.69 | ▼11.68 |
値上がり銘柄 | 252銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 403.32 | △2.71 |
値下がり銘柄 | 1322銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1199.16円 | ▼0.87円 |
変わらず | 106銘柄 | − |
騰落レシオ | 73.51% | ▼3.57% |
米国株安や円高を嫌気して売られ大幅下落
米国市場が大幅下落となったことから売り先行となりました。売り気配から始まるものも多いなどほぼ全面安となりましたが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり寄付きの売りが一巡した後も買戻しも入らず、一段安となりました。戻りの鈍さが見られると改めて売り直されるといった状況で大幅安の水準でのもみ合いで前場の取引を終えました。
後場は昨日同様に戻りを試す始まりとなりました。ただ、昨日のように買戻しを急ぐ動きはなく戻りも限定的となり、戻りの鈍さを確認しては売られる展開となり、結局は方向感のない展開が続きました。海外要因で毎日上下振らされており、海外要因を見越して積極的に売り買いするよりは、明日にまで持ち越さないような手仕舞いの売り買いが中心で方向感のない展開となったものと思います。持ち高調整の売り買い、目先筋の売り買いが中心で指数に方向感は出ませんでした。
小型銘柄は昨日同様にインターネット関連銘柄に堅調なものが見られ、東証マザーズ指数は堅調となりましたが、日経ジャスダック平均は小幅安となりました。先物は朝方から散発的にまとまった売り買いは見られるのですが、あくまでも散発的な売り買いであり、追随する動きはなく、指数を上げ下げする場面はあっても方向感を出すまでには至りませんでした。
相変わらず海外要因に振らされて右往左往している感じです。海外要因で振らされているうちにますます買い気に乏しくなり、指数の戻りも鈍くなってしまうのではないかと懸念されます。ただ、本日も下値の節目と見られる10100円台半ば水準では下げ止まった格好であり、まだセンチメントが悪化したというほどではなく、持高調整の売り買いも見られたのですが、特に指数を大きく下押す要因ともならず、引き続き海外要因に右往左往しながら底堅さ、下値を探るような動きが続くのではないかと思います。
下落している基準線に上値を押さえられて戻りも一旦終わった格好となりました。かろうじて転換線にサポートされた格好ですが、今後も転換線にサポートされて基準線に上値を押さえられるようなもみ合いとなるのではないかと思います。ストキャスティックスは高値圏からの調整を示しており、RSIは上値余地はあるのですが、下落となっているので、雲の下限までの調整となる可能性もありそうです。いずれにしてもまだまだ上値は重く、下値を確かめるような動きとなるのでしょう。
雲の下限を試すような下落となりました。雲の下限を意識して底堅さも見られましたが、ストキャスティックスもRSIも上値余地はあるのですが、下落となっており、一旦は雲の下限のサポートを確認するように下値を探る動きとなるのかもしれません。明日の寄付きが安いと雲を割り込んで調整感が強くなるのかもしれません。いずれにしても上値は下落している基準線に上値を押さえられる展開は続くものと思います。
引き続き雲の中で底堅い展開となっていますが上値も重い状況が続いています。RSIもストキャスティックスも今度は下げ足りないような感じでしたが、雲の下限を意識して底堅く、戻りを試す展開となっています。まだしばらくは雲の中での動きと見ておいていいのではないかと思います。
個別の材料に反応
昨日の引け後に2010年3月期の連結純利益見通しを上方修正、素直に好感する買いが入り大幅高となりました。相場全体に手詰まり感が強い中でわかり易い材料であることや値ごろ感から買いが入り易く、大きな上昇となったものと思われます。
リコール(回収・無償修理)問題に関する米公聴会が始まり、販売動向への悪影響などが警戒され、また、円高となったことや欧米での景気回復の鈍さを嫌気する動きもあって売りが先行、軟調となりました。
国内の3工場でセメントの生産を中止すると昨日の引け後に発表、生産中止を評価する声はあったものの、同時に今期の配当を見送る方針を示したことで嫌気する売りに押されて軟調となりましたが徐々に評価する動きも出て変わらずとなりました。
特に材料があるわけではないのですが、幕間つなぎ銘柄として値動きの良さが好感されて目先筋の買いを集め大幅高、連日の昨年来高値更新となりました。
相場全体に手詰まり感が強く値動きの良い銘柄や材料含みの銘柄を物色する動きのなかで新聞の特集記事の中で業績急回復銘柄として取り上げられ、2010年3月期の連結純利益が5期ぶりに黒字転換する見込みと報じられたことが好感されて買われ、堅調となりました。
昨年来高値を約9カ月ぶりに更新となりました。今月に入ってから今期2度目の上方修正を行なったことに加え、1月の国内における薄型テレビの販売が好調で過去最高の伸びとなったと新聞で報じられたことから、買われ大幅高となりました。
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