業績面からの見直しへ
エクソン・モービルとロシア東シベリア産の原油を初めて輸入する。中東産原油と比べて品質が高いうえ輸送費が安く、調達コストを抑制できる利点がある。東シベリア産の調達で供給先の多様化を図る。
企業のIT(情報技術)システムを預かり運用している英国内のデータセンターを1.7倍に拡張する。金融機関などの外部委託(アウトソーシング)需要の伸びに対応するもので、単独拠点としては欧州最大級になる。
電気自動車向けリチウムイオン電池の生産計画を上方修正する。電池を全量供給する三菱自動車の電気自動車の生産拡大に合わせ、生産性向上などで供給体制を整える。
ブラジル南東部沖合いにある油田鉱区の権益を取得することで同国政府の承認を得た。同鉱区の15%の権益を取得するもので、今後、埋蔵量などを調査する探鉱作業を進め、将来の原油生産開始を目指す。
家庭内の家電や住宅設備機器を一元管理する「スマートハウス」の実証実験を公開した。米アップル社の高機能携帯電話を使い、画面操作でエアコンの温度設定を変えたり、証明の電源を切ったりする。将来は次世代送電網「スマートグリッド」に対応できるようにするという。同様の実験は積水ハウス(1928)と大阪ガス(9532)も共同で実施している。
自動車用タイヤの合成ゴム原料をエチレンから直接作る技術を世界手初めて確立した。自動車用タイヤの原料供給がアジアを中心に不足する懸念が高まっている。2012年度を目処に国内に量産プラントを建設し、ゴムメーカーに供給する。
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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