相手の目を見て話しますか? 年代によって違い

» 2010年02月19日 11時59分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 「相手と目を合わせることは信頼感につながる」と言われるが、「目を合わせると緊張して落ち着いて話せなくなる」という人もいるだろう。

 アイシェアの調査によると、「会話する時、人の目を見て話しますか?」と尋ねたところ、「目を見て話す(必ず目を見て話す+目を見て話すことが多い)」は70.9%だった。「目を見て話す」の比率は男性(67.4%)より女性(74.9%)の方が高く、年代が上になるほど高くなっている(20代64.4%、30代73.6%、40代75.0%)。

 「目を見て話す」理由を具体的に聞くと、「礼儀だから」「マナーだと思うから」という人が多く、「気持ちが伝わりやすいから」「相手の反応を見るため」との声もあった。アイシェアでは「目を見ることで相手とコミュニケーションを図ろうとする様子がうかがえた」とコメントしている。一方、「目を見ないで話す」理由では、「直接目を見ると相手に威圧感を与えてしまうから」のほか、「恥ずかしいから」「照れるから」といった声が挙がった。

会話する時、人の目を見て話しますか? (出典:アイシェア)

 「人と話す時、目を見て話してもらいたいと思いますか?」と聞くと、「目を見て話してほしい(どちらかというと含む)」は72.3%だった。「目を見て話してほしい」の比率は男女差はほとんどないが(男性71.8%、女性72.7%)、年代が上になるほど高くなっている(20代60.9%、30代77.9%。40代78.6%)。

 また、「目を見て話す」人では91.3%が「目を見て話してほしい」と答えている一方、「目を見ないで話す(目を見ないで話すことが多い+いつも目を見ないで話す)」人では74.0%が「目を見ないで話してほしい(どちらかというと含む)」と答えている。目を見て話す人でも、目を見て話さない人でも、自分と同じ対応を相手に望んでいる人が多いようだ。

 インターネットによる調査で、対象は20代〜40代の男女501人(男性53.9%、女性46.1%)。調査期間は1月29日から2月3日。

人と話す時、目を見て話してもらいたいと思いますか? (出典:アイシェア)

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