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日経平均 | 10013.30円 | ▼78.89円 |
売買高 | 16億7961万株 | − |
日経平均先物 | 10010円 | ▼90円 |
売買代金 | 0兆9702億円 | − |
TOPIX | 883.47 | ▼8.69 |
値上がり銘柄 | 484銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 389.06 | ▼3.57 |
値下がり銘柄 | 1030銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1198.11円 | ▼1.20円 |
変わらず | 163銘柄 | − |
騰落レシオ | 76.45% | ▼2.99% |
手掛かり材料に乏しい中、手仕舞い売りに押されてじり安
週末の米国市場は3連休を控えて手仕舞いの売り買いが中心でしたが、日本市場は為替が円安に振れたことや寄り付き前に発表されたGDP(国内総生産)の伸びが予想を上回ったことなどから、買い先行となりました。ただ、決算発表も一段落となったことや中国なども休場となることなどから寄り付きの売り買いが一巡した後は積極的な売り買いは見られず、方向感のない展開となりました。欧州での金融不安や米金融規制に対する懸念、中国の引き締め問題なども一段落となった感じで、方向感をつかみ難かったものと思います。
後場に入ると一段と手掛かりに乏しく、積極的な売り買いは見られず、上値の重さが気になると見切売りが嵩み、鉱工業生産指数も速報値から下方修正されたこともあり、指数もじり安となりました。さすがに日経平均の10000円を意識するとこでは下げ渋り底堅さも見られたのですが、最後まで買戻しを急ぐ動きはなく安値圏でのもみ合いのまま最後まで方向感のない展開となりました。
小型銘柄も目先的な手仕舞い売りに押されて軟調となるものが多く、東証マザーズ指数は大幅下落、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物は散発的にまとまった売りが出る場面もありましたが、追随する動きはなく、下値を売り急がなければならない理由もなく、また、下値では買い戻しも見られましたが買戻しを急ぐような動きもなく、ちょっとした売り買いに振らされる場面もありましたが、最後まで指数を方向付ける動きはありませんでした。
幕間つなぎとして好決算銘柄などを物色する動きも見られましたが積極的に買い上がるほどの材料はなく、また、物色対象が広がるほど外部環境が好転したわけでもなく、方向感のない展開となりました。業績回復=景気回復が確認されつつあるのですが、どこまで織り込まれているのか、また、海外要因にも不透明な要因が多く、最後まで買い切れず、目先的な売り買いが中心の相場には変わりないようです。値動きの好し悪しに反応するだけの相場で明日以降の方向を示唆するわけでもなく、明日以降も引き続き方向感のない展開が続く可能性もありそうです。
雲の中で小動きとなりました。転換線を意識して上値が重く、雲の下限を意識して底堅いという格好です。遅行線も基準線にサポートされており、またRSIもストキャスティックスも戻りを示しており、いったん戻りを試す動きとなって来るものと思われ、底堅さを確認して基準までの戻りを試すことになりそうです。
雲の上限に押された格好です。今度は雲の下限での底堅さを確認することになるのかもしれませんが、RSIもストキャスティックスも底値圏からの上昇を示唆しており、底堅さを確認しながら戻りを試す動きとなりそうです。遅行線も雲にサポートされており、底堅い展開は続くものと思います。
引き続き雲の中で底堅い展開となっていますが上値も重い状況が続いています。RSIもストキャスティックスも今度は下げ足りないような感じでしたが、雲の下限を意識して底堅く、戻りを試す展開となっています。まだしばらくは雲の中での動きと見ておいていいのではないかと思います。
悪材料に敏感に反応
特に売り急ぐ材料があったわけでもなく、為替も円安傾向でしたが、中国の金融引き締め懸念から中国関連銘柄として売られました。先週後半に買われていたことの反動もあったものと思います。
先週の引け後に公募増資を発表、株式価値の希薄化が懸念されるところだが、資金調達が成長分野への投資期待として評価され、堅調となりました。既に公募増資懸念は織り込まれていたものとしてあく抜け感も出たものと思います。
大幅下落となりました。先週末に子会社の不正経理について過年度決算を訂正するため、2009年4−12月期の報告書を法定期限までに財務局に提出できない見込みと発表。12日付で監理銘柄(確認中)に指定されたことから売りが嵩み大きな下落となりました。
先週末に伊藤忠(8001)と資本・業務提携すると発表。物流コストの削減などメリットが大きいと見られ、収益改善に期待する買いが入り堅調となりました。手掛かり難の中、わかり易い材料ということで買いが入ったものと思われます。
先週末の新聞で合併を断念する方針を固めた、と伝えたことが嫌気されて売り先行となりました。経営の先行き不透明感が増大、見切売りも嵩んで一時大幅下落となりましたが、あおぞら銀行は目先筋の買戻しも入りし最後は堅調となりました。
先週末の引け後に2010年3月期業績予想の上方修正を発表、好感した買いが入り堅調となりました。ただ、寄付きからの買いが一巡した後は手仕舞い売りもあって上げ幅縮小、堅調ながらも上値の重い展開となりました。
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