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コンピューターの資格を身につけ、ITのスペシャリストに――ITラーニングプログラム

 障がいを持っているために、望む仕事に就けない――そう悩む人のために作られたのが「ITラーニングプログラム」だ。1年間マイクロソフトの契約社員となり、必要なスキルや資格を身につけてITスペシャリストを目指す就職支援プログラムとは?

[PR/Business Media 誠]

 働きたいと思っても、適切な仕事が見つからない。障がいを持っているために、働く意欲があるのに、なかなか自分の望む仕事に就けない――そう悩む人は多い。 IT業界では障がいを持つ人も多く活躍しているが、いざ実際に就職しようとすると、どのようなスキルが必要かが分からず一歩を踏み出せない、という声は根強い。

 こういった声に応えて、マイクロソフトがスタートしたプログラムが「ITラーニングプログラム」だ。本プログラムのメンバーは、期間中マイクロソフトの契約社員となってトレーニングを受け、必要なスキルや資格を身につけ、ITスペシャリストへの第一歩を踏み出す。

 このプログラムの目標の1つに、マイクロソフトの認定資格の取得がある。単にPCで事務作業ができるといったレベルではなく、ITに関連する知識やマイクロソフトの製品に精通した“エンジニア”を目指すプログラムなのだ。「コンピューターにかかわる仕事がしたいが、就労経験や資格がないと前に進めない」と悩む人にはぴったりな内容になっている。

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修了生の進路はさまざま

 ITラーニングプログラムは2007年にスタートし、2009年は14名が受講している。これまでの応募者の経歴を尋ねると、アパレル販売員や営業マンなど多様だ。障がいの内容もさまざまで、身体的な障がいだけでなく、精神障がい者、免疫障がい者の方も数多く受講しているという。

 実績を見ると、第1期は10人中7人、第2期は10人中4人が終了後に就職が決まっている。修了生たちは幅広い業種の一流企業に採用されており、ある一部上場企業で会計システムを開発・運用するSEになった人、シンクタンクで社員のPCをメンテナンスする業務に就いた人、技術職ではなく商社に就職した人など、進路はさまざまだ。

ay_ms2.jpg マイクロソフト 人事本部採用グループ HRスペシャリスト 木原暁子さん

 このプログラムをリードするのは、人事本部採用グループHRスペシャリストの木原暁子さん。実は彼女自身も、数年前に視力を失ってしまった障がい者だ。「視力を失う前は、社員教育などの業務にかかわっており、何とかそのキャリアを生かしたいと考えていました。そんな時マイクロソフトと出会い、現在人材採用業務に携わっているというわけです」

 木原さんは、障がい者の就職事情の難しさ、課題をこう指摘する。「障がい者向けの合同面談会などに出て、さまざまな方と面談をしてきました。そこで感じたのは、働く意欲がとても強く、高いモチベーションを持っているのに必要なスキルや資格、経験がないために壁にぶつかっている方が非常に多いという現実。そこで、マイクロソフトとして何ができるか? と考えたのです。高度なITスキルを身に付け、道を切りひらいてほしい――そんな思いから、このITラーニングプログラムを企画しました」

マイクロソフトならではのユニークな就職支援プログラム

ay_ms3.jpg ITラーニングプログラムでは、ITスキル、ビジネススキル、就職支援、アクティビティーの4つを学習の柱として設定している

 ITラーニングプログラムの大きな目的は、IT業務を遂行できる人材の育成だ。IT業界で必要とされるスキルや、IT業界への就職に役立つ資格を取得することを支援するプログラムになっている。

 ITラーニングプログラムの履修期間は1年間で、5月からスタートする。(1)ITスキル(2)ビジネススキル(3)就職支援(4)各種イベント、アクティビティー、の4つが、プログラムの柱となっている。

 ITスキルを取得するトレーニングは、ITの基礎講座から始まり、基本的なプログラミング学習、そしてITスペシャリストとして必要な資格取得を目指す専門的なトレーニングへとレベルアップしていく。取得を目指す資格の難易度は高い。具体的には、(1)MCA(マイクロソフト認定アソシエイト)、 MCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)、MCTS(マイクロソフト認定テクノロジースペシャリスト)資格の取得、(2)Microsoft.NET開発環境で、仕様を満たすアプリケーションを完成させる、といった難易度の高い目標を設定している。

 これらのIT系専門知識を身につけるトレーニングと並行して、コミュニケーション能力などのヒューマンスキルを磨くトレーニングや、ビジネスマナートレーニングも随時行われる。特筆すべきは、1月から始まる就職支援プログラム。レジュメの書き方、自己(障がい)表現、スピーチの練習、マイクロソフトの採用担当者と1対1で行うインタビューロールプレイなど、就職活動に役立つトレーニング内容となっている。

 このほかにも、エージェントを紹介したり、ハローワークの合同面談会を紹介したりと、メンバーが就職できるよう、万全のサポート体制を敷いているのだ。

 マイクロソフトならではのユニークなプログラムもある。Outlookの研修や、Xboxを実際にプレイする、といったカリキュラムは、マイクロソフトで働く社員が講師になる、社内トレーニングという形を取っている。このほか、社員総会への出席や、さまざまな部門の社員とのランチなど、マイクロソフトの一員としての交流の場が設けられている。こういった各種イベントやアクティビティーを通じて、コミュニケーション能力をアップさせ、仕事に対する理解を深めていく。

万全のサポート体制

 このように難易度が高いプログラムだが、MCAまたはMCPを取得できた卒業生は、第2期が7割弱、第3期が8割弱と、かなり高い水準となっている。

 資格試験の合格率、就職率の高さは、万全のサポート体制でバックアップするスタッフの努力あってこそだ。ITラーニングではトレーニングを行う講師のほか、クラスマネージャーが在籍。出社から講義の終了まで付き添うほか、講義の進ちょく状況や体調に至るまで、メンバーをきめ細かくサポートする。トレーニングに関する悩みも、講師とクラスマネージャーがタッグを組んで解決に導く。

メンバーの声

現在ITラーニングプログラムを受けているメンバーはどう感じているのだろうか。メンバーの声を集めてみた。

「このプログラムは難しく、くじけそうな時も多くあります。しかし、マイクロソフトで働くプロフェッショナルな社員と接するたびに、強い向上心がわいてきます。『自分も必ず真のプロフェッショナルになる』と思いながら日々のトレーニングに励んでいます」(T.Aさん)

「ITラーニングはコンピューターの基礎から学べる有意義なプログラムです。とはいえ、当初はどこまで授業に付いていけるか不安でしたが、分かりやすいトレーニングで、就業前に感じていた不安は次第に払しょくされていきました。試験の合否にとらわれず、異なる特性を持つメンバー同士、一緒に頑張っていく協調性を養えることはとてもいい機会だと思います。そして今後、この経験を最大限に生かしていきたいです」(U.Mさん)

> 「充実したトレーニングをこなしていくうちに、就業前よりも多くの知識や経験が身に付いていることを実感して、自分に自信を持つことができました」(H.Mさん)

「ITラーニングを通じ、技術的なスキルの向上はもちろん、マイクロソフトのカルチャーを肌で感じることができ、そのちみつかつ柔軟な組織力に魅力を感じました。また、メンバーでクラス運営を構築することで、ヒューマンスキルの向上にもつながりました」(F.Sさん)


大切なのは、強いモチベーションと業務につながるスキル

 木原さんは障がい者採用を行う中で、働く意欲を持つ障がい者がたくさんいるのに、実際に働ける環境が整備されていない現実の厳しさを痛感したという。「それでも、働きたいという強いモチベーションと、業務につながるスキルがあれば、道はおのずと開けるはず」と木原さんは話す。

 「メンバーの皆さんは、お互いにサポートし合いながら、高いモチベーションをキープしてトレーニングに臨んでいます。このプログラムを通じて、障がい者の方々のポテンシャルを引き出し、“原石”を “ダイヤモンド”に磨き上げたいと思っています。皆さんのエントリーをお待ちしています!」(木原さん)


提供:マイクロソフト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月14日


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