− | − | − |
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日経平均 | 10355.98円 | ▼48.35円 |
売買高 | 21億8853万株 | − |
日経平均先物 | 10350円 | ▼70円 |
売買代金 | 1兆6853億円 | − |
TOPIX | 911.09 | ▼4.59 |
値上がり銘柄 | 816銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 407.26 | ▼5.94 |
値下がり銘柄 | 710銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1205.46円 | ▼2.63円 |
変わらず | 150銘柄 | − |
騰落レシオ | 92.76% | ▼1.64% |
「日本売り」の様相を呈し、軟調
米国市場はまちまち、底堅い展開となり、為替も円安傾向となって、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も金額ベースは売り越しと伝えられましたが株数ベースでは買い越しとされたことで、買い先行となりました。ただ、寄り付きの買いが一巡した後は上値も重く、上値の重さを確認すると手仕舞い売りも多く軟調となりました。それでも好決算を発表する銘柄が多いことから、業績回復が期待されて下値を売り叩く動きも限られ、前場は安値引けとはなったものの底堅さは見られました。
後場は特に売られる材料が出たわけでもないのですが、持高調整の売りや手仕舞い売りが嵩み軟調、下げ幅を広げる場面もありました。好決算を発表した銘柄も出尽くし感から売られるようなものも多く見られ、昨日まで順調に上昇していた銘柄を中心に売り急ぐ場面もありました。昨日まで堅調だったハイテク銘柄などは円高となったわけではないのですが、持高調整や手仕舞い売りに押されるものが多く、逆に、軟調となっていたような、電力・ガス株や食品株の一角、電鉄株などがディフェンシブ銘柄が堅調で指数の下支えとなっていました。円高に振れたわけでもないのに売り急ぐ場面があったところなどは「日本売り」という感じでした。
小型銘柄も見切売りが嵩んで軟調となるものが多く、東証マザーズ指数は大幅下落、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物は朝方は昨日の利益確定売りや買戻しなど交錯する格好でしたが、後場は寄付きからしばらくはまとまった売りが断続的に出て指数を下押す要因となっていました。仕掛け的な売りに見切売りが追随していたのか、持高調整のヘッジ売りなどがあったのかはわかりませんが、売り急ぐ場面も見られました。
引き続き決算の状況は決して悪いものではないのですが、好決算への反応も地合いの悪さもあって芳しくなく、悪材料には敏感に反応する格好となりました。海外市場の問題というよりはいつものことながら目先的な需給の悪化が指数を下押し、指数が下押すことで見切売りが嵩んで需給が悪化するというような展開になっています。債券が売られ、円高というわけでもないのに輸出株を中心に株も売られる状況で好決算にも売りで反応するものが多く、ちょっとした「日本売り」という状況となっていました。
転換線に上値を押さえられるように軟調となりました。遅行線も日々線に上値を押さえられた格好でいったん調整となりました。ストキャスティックスは底値圏からの反発なのですがRSIはまだ下げ足りない感じでもあり、上値も重くなっているようです。下値は雲を意識するところでは下げ止まるものと思われ、転換線を抜けて基準線までの戻りはあるものと思います。
遅行線が日々線を割り込みかけています。日々線は転換線に上値を押さえられた格好であり、ストキャスティックスは底値圏からの反発となっているものの、RSIは下げ足りない感じで、もう少し遅行線が日々線に絡みながら底堅さを確認するか、遅行線が日々線を割り込み、日々線が雲のサポートを確認するように調整となって来るものと思います。
転換線に絡みながらの動きで上値も重いのですが底堅くなっています。RSIは下げ足りませんでしたが、底値に近いところから上昇に転じ、ストキャスティックスは底値からの反発となっておりまだ上値余地も大きく、戻りを試す展開は続いているものと思います。雲にサポートされるように強含みの展開が続き基準線の水準までの戻りを試す動きとなってきそうです。
好決算に反応し切れないものも多い
全事業で収益性が改善しており、2010年3月の営業利益も上振れが期待できるとして、国内大手証券が投資判断と目標株価を引き上げたことが好感されて買われ大幅高となりました。
昨日の引け後に2010年3月期の連結最終損益が従来予想を大きく上回ったのですが、市場の予想までは届かなかったことが嫌気されて売られ、大幅安となりました。好決算期待から昨日まで買われていたことの反動もあって大きな下げとなったものと思います。
昨日の引け後に決算を発表、2009年4−12月連結決算は好調にもかかわらず、通期連結業績を据え置いたことが嫌気され、中小型液晶パネルの競争激化などを取りざたする向きもあって失望感から売られ、大幅安となりました。
昨日の引け後に2010年3月期の連結純利益見通しを大幅に上方修正、業績の回復が顕著なことやリコール問題が尾を引くトヨタ(7203)からの乗り換えの動きもあって堅調となりました。
韓国に進出すると新聞で報じられ、収益拡大期待から買われて大幅高となりました。既に韓国メーカーとの取引は多いが連携強化は業績拡大につながるとして評価されて買われました。
特に大きな材料はなく、中国の携帯電話小売最大手と次世代携帯電話で業務提携すると伝えられましたが原油価格の下落などを嫌気して商社株が全般に売られ、同社も大幅下落となりました。
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