− | − | − |
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日経平均 | 10404.33円 | △33.24円 |
売買高 | 20億6442万株 | − |
日経平均先物 | 10420円 | △50円 |
売買代金 | 1兆5294億円 | − |
TOPIX | 915.68 | △2.86 |
値上がり銘柄 | 1140銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 413.20 | ▼4.46 |
値下がり銘柄 | 390銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1208.09円 | △0.13円 |
変わらず | 148銘柄 | − |
騰落レシオ | 94.41% | △5.36% |
米国株高や好決算に反応して堅調だが、指数の上値は重い
米国市場が連日の大幅高となったことや引き続き為替が落ち着いていることなどから、買い先行となりました。ただ、指数に影響の大きな銘柄に大きく値を崩すものも見られ、指数の上値は重く、寄り付きからの買いが一巡した後は上値が重く、上値の重さを嫌気した売りもあって一時軟調となる場面も見られました。その後も戻り歩調となる場面もあったのですが、引き続き上値の重い展開で指数は小動きとなりました。
後場も昼の時間帯や取引時間中に発表になった決算動向に反応しながら堅調な地合いとなりました。好決算に反応し堅調となるものが多かったのですが、主力銘柄などには織り込み済みということで手仕舞い売りに押されるものも散見され、指数は小動きとなりました。値上り銘柄数は1200銘柄を超える状況が続いていたのですが、指数の動きは鈍く方向感のない展開でした。引けを意識する時間帯でも利益確定売りをこなしながら堅調な地合いが続き、最後まで方向感は出ませんでしたが堅調となりました。
小型銘柄は利益確定売りや決算に失望する売りなどに押されるものが多く、軟調な地合いとなりました。東証マザーズ指数は大幅下落、日経ジャスダック平均も小幅安となりました。先物もまとまった売り買いは散発的に見られ、その都度指数が振らされる場面もあったのですが、個別の銘柄は買いたいが指数は売りたいというような強弱感が対立する格好で大きく方向感を出すこともありませんでした。
好決算を発表するものが多く、決算動向に素直に反応しているような銘柄が多かったような気がしましたが、指数の反応はあまり芳しいものではありませんでした。日経平均もTOPIXも一握りの指数に影響の大きな銘柄が軟調となっていたことで動きが鈍かったのですが、実態とすれば堅調な地合いということになるのではないかと思います。まだまだ米金融規制の問題や日本の政治の問題、中国など新興国の金融引き締めに欧州の金融不安は解決したわけでもなく、業績面での後押しで底堅さは見られるものの上値の重い展開は指数の動きに関係ないところでも続きそうです。
遅行線は引き続き日々線に沿っての動きですが日々線の上昇について行けず、日々線が転換線に上値を抑えられる格好で上値も重くなりました。ただ、RSIは下げ足りないものの反発となり、ストキャスティックスは底値圏からの反発となって堅調な地合いが続いていることから、遅行線が日々線に上値を抑えられながらも戻りを試す動きが続きそうです。日々線が基準線の抵抗帯を確認するまでは戻るのではないかと思います。
遅行線が日々線にサポートされています。日々線は転換線に上値を抑えられましたがRSIは下げ足りないものの反発となり、ストキャスティックスは底値圏から反発となっていることもあり、堅調な地合いが続くものと思われます。遅行線が日々線にサポートされながら、日々線が基準線を目指す動きとなるのでしょう。
転換線に絡みながらの動きで上値も重いのですが底堅くなっています。RSIは下げ足りませんでしたが、底値に近いところから上昇に転じ、ストキャスティックスは底値からの反発となっておりまだ上値余地も大きく、戻りを試す展開は続いているものと思います。雲にサポートされるように強含みの展開が続き基準線の水準までの戻りを試す動きとなってきそうです。
好決算に反応するものも多い
後場の取引時間中に2010年3月期の業績上方修正と復配を発表、好感する買いが入り、大幅高となりました。株価水準も安いところだけに復配などの分かりやすい材料に素直な反応となったものと思います。
リコール問題が更に拡大しそうな勢いであることに加え、米国での1月の新車販売台数が大きく落ち込み、3位に転落となったと報じられて嫌気する売りが嵩んで大幅下落となりました。2009年4−12月期の連結営業利益は黒字を確保しそうと新聞で報じられましたが、今後の業績の落ち込みが懸念されて売り急ぐ展開となりました。
昨日発表した1月の既存店売上高が前年同月比6.2%増となり、2カ月連続のプラスとなり、伸び率は前月を上回ったことが好感されて大幅高となりました。
三菱ケミカルHD(4188)傘下の三菱化学と資本・業務提携すると新聞で報じられ、朝方は売買停止となっていましたが、再開後は財務体質の改善を期待した買いが集まり、大幅高となりました。
昨日の引け後に2010年3月期連結住利益の上方修正を発表しましたが、繰り延べ税金資産の取り崩しなど税金費用の計上で、2009年4−12月期の水準を下回ったことが嫌気して売られ、軟調となりました。足元の業績は好調とはいえ、純利益ベースで市場の予想を下回ったことが嫌気されたものと思います。
特に材料があったわけではないのですが、大幅高となって昨年来高値更新となりました。住宅版エコポイント期待や中国での温水洗浄便座の内製化などでの収益拡大が期待されて買われ、買戻しを急ぐ動きもあって大幅高となりました。
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