好決算に素直に反応か
米国に乳酸菌飲料「ヤクルト」の工場を建設する検討に入った。同国では初の生産拠点で2012年の稼動を目指す。健康志向の高まりもあって前年から4割増え、小売り大手の納入が拡大し、安定供給が課題になっている。
インフルエンザ治療薬の販売承認を厚生労働省に申請した。早ければ今秋にも国内で発売できる見通し。この製品は塩野義製薬に次いで2番目の国産品になる。
欧州で骨肉腫の治療薬を発売する。英国とドイツ、オーストリアで2月中に販売を始め、その他の欧州各国でも2010年末までに順次売り出す。この治療薬は2009年に買収した米国のバイオベンチャーの新薬候補。
インド四輪子会社の2010年1月の輸出を含む総出荷台数は前年同月比33%増だった。うちインド国内向けは21%増でいずれも昨年11月の単月での過去最多記録を更新した。
米木材大手とバイオマス(生物資源)燃料事業で提携する方針。米国にペレット(木質固形燃料)を生産する共同出資会社を設置し、2011年の操業を目指す。三菱商事は日欧でバイオマス燃料の大規模工場を操業しており、米社と組んでペレットの供給体制を強化する。
今年1〜3月期のステンレス鋼の生産量を2009年10〜12月期比25%増に引き上げる。主力拠点の操業をほぼフル稼働にする。原料となるニッケルの価格上昇により製品値上げを見越した先買いの需要が海外で発生、国内でも在庫補充の動きがあるとされる。
売り 1530万株
買い 1560万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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