− | − | − |
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日経平均 | 10198.04円 | ▼216.25円 |
売買高 | 22億5850万株 | − |
日経平均先物 | 10160円 | ▼260円 |
売買代金 | 1兆6266億円 | − |
TOPIX | 901.12 | ▼13.20 |
値上がり銘柄 | 256銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 412.66 | ▼2.60 |
値下がり銘柄 | 1349銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1210.82円 | ▼1.79円 |
変わらず | 77銘柄 | − |
騰落レシオ | 94.23% | ▼3.68% |
決算発表に敏感に反応しながらもセンチメントの悪化もあって手仕舞い売りが嵩む
米国株が大幅下落となったことから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も金額ベースでは買い越しとされたのですが、株数ベースでは大幅売り越しとなり、決算に敏感に反応しながらも手仕舞い売りが優勢となりました。寄り付きの売りが一巡すると底堅さが見られる場面もあったのですが、好決算に反応して買われていた銘柄も市場全体の戻りの鈍さや週末の手仕舞い売りなどもあって下げ幅拡大となりました。
後場は昼の間に発表になった決算が好調なものが多かったことや月末の「お化粧買い」に期待するような動きもあって下げ幅を縮小しての始まりとなり、一旦は戻り歩調となりました。ただ、好決算を発表した銘柄などに手仕舞い売りや好材料で尽くし感の売りなどが出て指数の上値を押さえると、改めて売り直されるように下げ幅を広げ、最後はお化粧買い期待が剥げたことから見切り売りが嵩んで安値引けとなりました。
小型銘柄も見切り売り、手仕舞い売りに押されて軟調となるものが多く、東証マザーズ指数も日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物も朝方からまとまった売り買いは見られたのですが、指数を大きく方向付けるようなこともなかったのですが、最後はヘッジ売りも嵩んで指数の上値を抑える要因となったものと思います。
先物主導と言う事で売買高をと伴った大幅高となったわりには盛り上がりに欠ける展開となりました。持高調整と思われる売り買いが出ていたものと思われ、明日は週末・月末ということでまだこの動きが続くのかもしれませんが、市場参加者が増えたような感じでもなく、来週・来月以降も続くのかどうか、日経平均などの節目を意識した動きなのかどうかなどを見極める必要があるものと思います。引き続き昨年8月のもみ合いとなった水準、下値が10100円台半ばから200円台半ば、上値が10500円〜600円と言う水準でのもみ合いと見ておいて良いのではないかと思います。
遅行線は雲や日々線にサポートされたものの、週明けに急騰しないと日々線を割り込んでしまい、調整となりそうです。ストキャスティックスは底値圏にあるのですが、RSIは未だ下落余地もあり、日々線が雲のサポートを確認するまで調整となる可能性もありそうになって来ました。遅行線が日々線に絡みながら戻りを試す動きとなるのか、日々線を割り込んで下値を試す動きになるのか週初の動きが注目されます。
遅行線が日々線を意識するところで下げ止まりました。遅行線が絡む日々線が上昇となっているところであり、週初に堅調とならないと調整が長引きそうです。ストキャスティックスは底値圏にあり、反発となってもおかしくないところですが、RSIはまだ下値余地もあってまだまだ下値を試す動きになるかもしれません。日経平均と同様に週初の動きが気になるところで、週初に堅調となれば、戻りを試すことになるのでしょうし、週初に軟調となると日々線が雲にサポートされる水準まで調整となってしまうかもしれません。
雲のサポートが確認されたことで底堅さが見られます。ストキャスティックスは底値圏から上昇となって戻りを試す展開が期待されますが、RSIはまだ下値余地もあり、雲のサポートを確認する場面がまだ見られるのかもしれません。それでも雲にサポートされながら強含みの展開となりそうです。
決算発表に敏感に反応する動き
後場に入って2009年4−12月期の連結決算を発表、純利益が前年同期比52%減となったのですが、足元の業績が改善傾向にあることや通期予想の進捗率から上振れ期待が高まりきり返す場面もありました。最後は手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
昼休み時間中に2010年3月期連結最終利益を従来予想から上方修正しましたが、反応は鈍く、利益確定売りに押されて軟調となりました。既に新聞で2010年3月期業績の上振れ予想が報じられて買われていたこともあり、材料出尽くしとなったものと思います。
前引け後に2010年3月期の連結純利益の上方修正を発表、好感する買いが入って切り返し、堅調となる場面もありました。地合いの悪さやバルチック指数(海運指数)が軟調となって売られていただけに地合いの悪さもある程度織り込まれていたものと思います。
米国、欧州に続き中国でもリコールを実施すると発表したことが嫌気して売られました。材料出尽くし感や売り飽き気分で前場に買い戻しも入り切り返して堅調となる場面もあったのですが、円高傾向にあることや影響の大きさが懸念されて売り直され、軟調となりました。
昨日、有人店舗の全廃や人員削減を柱とした事業改革を発表、今後の一時費用の増加などを懸念する動きと、事業改革の効果を見極めたいと言う動きから手仕舞い売りが嵩んで大幅下落となりした。
後場に入って2009年4-12月期の連結決算を発表、既に通期予想利益を大幅に上回っていることが好感されて堅調となりました。ディフェンシブ銘柄として買われていたのですが、一段高となりました。
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