− | − | − |
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日経平均 | 10414.29 円 | △162.21円 |
売買高 | 23億6292万株 | − |
日経平均先物 | 10420円 | △150円 |
売買代金 | 1兆8061億円 | − |
TOPIX | 914.32 | △6.65 |
値上がり銘柄 | 1094銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 415.26 | ▼1.50 |
値下がり銘柄 | 451銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1212.61円 | △1.20円 |
変わらず | 136銘柄 | − |
騰落レシオ | 97.91% | △3.32% |
決算発表に一喜一憂しながら先物主導で大幅高
米国市場が堅調、為替も円安傾向にあったことから買い先行となりました。それでも米国株も為替も大きな動きではなかったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しとされたこともあって上値の重い始まりとなりました。その後先物にまとまった仕掛け的な買いが入ると指数が押し上げられ、目先筋の買戻しなども交え大幅高となりました。特に材料が出たわけでもないのですが、持高調整の買い戻しなどもあったのかもしれません。
後場に入ると一段高となりました。米大統領の一般教書演説を受けて米株高が期待されたから買われたというような解説も見られましたが単純に買い戻しを急ぐ動きが入ったということではないかと思います。大きく円安に振れたわけでもなく、足元の業績が比較的好調ということや指数も節目と見られる水準まで下落していたことで、目先筋の買い戻しが入り買われたということではないかと思います。市場参加者が増えているような感じでもなく決算動向に一喜一憂しながら、日銀の金融政策決定会合やFOMC(公開市場委員会)、米大統領の一般教書演説が終わったことで持高調整の売り買い、買い戻しが入っているということかもしれません。
小型銘柄は主力銘柄と違い軟調な上値の重い展開となりました。日経ジャスダック平均は横ばいと底堅さも見られたのですが東証マザーズ指数は軟調となりました。先物にはまとまった売り買いが断続的に見られ、指数を大きく押し上げる要因となりました。持高調整の一環と思われ、方向感を持っての動きではなさそうで、持高調整の売り買いに目先筋の売り買いが絡んで指数を押し上げたものと思います。
先物主導と言う事で売買高をと伴った大幅高となったわりには盛り上がりに欠ける展開となりました。持高調整と思われる売り買いが出ていたものと思われ、明日は週末・月末ということでまだこの動きが続くのかもしれませんが、市場参加者が増えたような感じでもなく、来週・来月以降も続くのかどうか、日経平均などの節目を意識した動きなのかどうかなどを見極める必要があるものと思います。引き続き昨年8月のもみ合いとなった水準、下値が10100円台半ばから200円台半ば、上値が10500円〜600円と言う水準でのもみ合いと見ておいて良いのではないかと思います。
遅行線が日々線にサポートされて反発となった格好です。ストキャスティックスも底値圏からの反発となっているのですがまだRSIは下落余地があり、また日々線も基準線を割り込んでの反発となっているので、上値は重く、基準線の水準(10573.59円)あたりが目処となって来そうです。遅行線が日々線を割り込んでしまうのか、しっかりとサポートされた状況が続くのかが注目されます。
日経平均と同様に遅行線が日々線を意識したところで反発となりました。ストキャスティックスは底値圏にあるのですが、RSIはまだ下落余地も大きく、まだ上値は重く、遅行線が日々線のサポートを確認するような動きが続くものと思います。
遅行線が日々線を割り込んで調整感が強まったものの、日々線が雲を意識して底堅くなりました。ただ、ストキャスティックスは底値圏にあるのですが、RSIは未だ下げ足りない感じで戻りも鈍くなっています。日々線がサポートされている雲が上昇となる水準までは下値を確認するような動きが続くものと思います。
先物主導で主力銘柄が堅調
昨日の引け後に2010年12月期の決算が3年ぶりの増収増益となる見通しと発表。堅調となりましたが、決算を評価したというよりはここのところ円高を嫌気して売られた反動と言う面が強いものと思われます。
米アップルが新しい携帯端末を発表、タッチパネル方式のタブレットPCであり、同社のタッチパネルシートが採用されているということから業績拡大期待から買われ大幅高となりました。
昨日2010年3月期連結業績見通しを上方修正したことが好感されて買われ、大幅高となりました。22日に「財テク」の失敗で大幅な特別損失を計上すると発表して売られていたのですが、本業が好調で上昇修正となったことが好感されました。国内大手証券が投資判断と目標株価を引き上げたことも買い要因となったものと思います。
総じて堅調な相場の中で大幅下落となりました。昨日の引け後に発表した2009年10−12月期連結決算で最終損益が赤字となったことが嫌気されて売られたものと思われます。中国の金融引き締め懸念が強いことで下げを加速させた面もあるものと思います。
後場の取引時間中に2009年4−12月期連結決算を発表、2010年3月期通期見通しは従来予想を据え置いたものの進捗率が高く業績上振れ期待が強まって買いが入り、堅調となりました。自社株買いを発表したことも好感した買いが入ったものと思います。
決算発表までは堅調な展開でしたが決算発表時に2010年3月通期の最終損益が赤字になると下方修正したことが嫌気されて目先筋の売りや見切り売りが嵩んで大幅下落となりました。
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