決算動向に個別に反応、出遅れ銘柄を物色か
中国で、携帯電話を取り扱う販売店のかずが2010年3月までに1万店に増える見通し。2009年9月に比べ約3倍の水準であり、かなりのスピードで携帯電話の販売が伸びている。
東京池袋の商業施設の運営体制を見直す。運営主体である子会社の事業を分割してグループ内で整理する。若年層を中心に浸透している「ルミネ」ブランドを活用して営業を強化する。
自動車部品用の樹脂と電気部品に使う樹脂を値上げする。2月1日から約8%〜10%の値上げを目指して納入先と交渉する。主な原料であるナフサ(粗製ガソリン)やベンゼンの価格が原油高などで上昇しており、製品に転嫁する。
中国の日用雑貨品卸大手を買収した。同社は欧米ブランドの取り扱いに強みをもち、今回の買収で日曜雑貨品の取扱高は中国最大級になる。品揃えを増やし、相次ぎ進出している日本の小売業などに商品を供給する。
デジタル機器や家電に使うシステムLSI(大規模集積回路)の設計ノウハウを外販する。システムLSIはデジタル機器の高機能化に不可欠で電機各社は自前で設計しているが、日立は外販により設計の効率化を支援し新たな収益源とする。
2月から建設用鋼材の主力品種であるH型鋼の契約価格を10%弱引き上げる。値上げは流通業者向けの取引が対象で5カ月ぶり。建設需要の不振で国内価格は下落していたが、中国など振興国の需要拡大で国際価格が急反発したため、国内でも採算改善を狙う。
売り 2560万株
買い 2410万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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