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» 2010年01月27日 17時10分 UPDATE

誠 Weekly Access Top10(2010年1月16日〜1月22日):誠編集部(というかオレ)、Ustream生中継やります!

事業仕分けや民主党小沢一郎幹事長会見の生中継など、報道での活用で注目されているUstream。遅ればせながらBusiness Media 誠編集部でも今後活用していく予定だ。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 先週最も読まれた記事は「ここでは働きたくないなあ……と大学生が思う業界」。2位は「職種別、必要なTOEICの点数は?」、3位は「ひょっとして……“バブル組”に苦しめられていませんか?」だった。

Ustreamやります

 映像と音声を生中継できる動画共有サイト、「Ustream(ユーストリーム)」を使った報道が注目を集めている。ケツダンポトフ(参照リンク)を運営するそらのさんが事業仕分けやiPhone 3GS発売日の様子をリアルタイムで伝えたり、フリーライターの畠山理仁さんがテレビ地上波では生放送がなかった民主党の小沢一郎幹事長の会見を生中継したりしたこと(参照リンク)で話題になった。

 Ustream自体は2007年からあるサービスで、勉強会などの生中継もよく行われているため、「今さらか」という感覚を持つ人もいるだろう。しかし、日本の商用ネットメディアを見ると、会見中継などで公式に活用したという例はあまり見当たらない。会見ではないが、週刊アスキーPLUS編集部が2009年12月に「年末大掃除の生中継(参照リンク)」をしていたぐらいだ。

 ヤフーバリューインサイトが2009年12月に行った「情報メディアに関する調査(参照リンク)」によると、Ustreamを含むライブストリーミングサービスの認知度は29.1%、利用(閲覧)経験のある人は8.5%にとどまる(ちなみにTwitterの認知率は59.4%で約2倍)。ITに詳しい人たちの間では常識でも、報道の現場にいる人たちには届いていなかったのかもしれない。

 もちろん、何らかの情報を伝えるのに、生中継が最も適しているとは言いがたい。分からない部分があったら、前に戻って読み直せる文章とは違い、生中継では重要な言葉を聞き逃してしまうとその後の話が分からなくなってしまうこともある。また、情報がテキスト化されないと、コピー&ペーストもできないので、議論の土台になりがたい。それは、生放送を行われたことは話題になっても、その生放送の内容そのものについて語られることが少ないことからも分かるだろう(その弱点をカバーするために、Twitterでハッシュタグを指定している場合もある)。

 ただ、情報を最も早く伝えられる、感情を共有できるという意味では、生放送は大きな役割を果たす。オバマ大統領の就任演説をUstreamで生中継した時には、視聴者は数万人にのぼったという。見たい人がいるなら流そうじゃないか――というわけで、Business Media 誠編集部でも今後、Ustreamを活用した重要会見の生中継をしていこうと考えている。

 まあ、ひと言でいえば「面白そうだからやってみようぜ」ということだ。

生中継の流れ

 実際に記事としてオフィシャルに生中継する前に、1月26日に開かれた総務省定例会見を編集部内向けにテスト配信してみた。アイティメディアは記者クラブに加盟していないため、質問権のある形での参加はできないのだが、記者クラブの担当者によれば「オブザーバー参加としてカメラやビデオ撮影などをすることはOK」とのこと。

 下の映像がそのアーカイブだ。音声を聞いていただけると会見の様子がリアルに伝わってくるのではないだろうか。ピントは合っていないは、構図は考えていないはで、不慣れなことが一目で分かるヒドイ動画になってしまったが、このあたりは実際に生中継を開始するまでには何とかなるはず……いや、何とかします。

 Ustreamでの生中継は下画像のような形を想定している。Ustreamの画面に加えて、Twitterのハッシュタグを指定し、関連資料にリンクを貼り、時系列の流れを簡単に付け加えていく。多少余裕ができれば、Twitterで実況中継してもいいかもしれない。

 会見後は生中継動画をアーカイブとして再度アップし、その後テキストベースでの記事を書いて、動画の記事にもリンクを貼る。もちろんもっといい形での伝え方もあると思うので、いろいろと模索していきたい。

※初のUstream配信は2月1日あたりになりそう。Ustream生中継へのご意見ご感想やアドバイスがあれば、メールTwitterでぜひお願いします。
ah_harakai.jpg 生中継イメージ(映像は弊社会議スペース)

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