ディフェンシブ銘柄や好決算発表銘柄を物色か
首都圏で高級スーパーを展開する紀ノ国屋を買収する。スーパーに本格進出するのは初めてで、駅ビルなどに積極展開する。2017年度までに運輸以外の分野で売上高の4割を稼ぐ体制作りを目指す。
射出成型機を手掛ける名機製作所を子会社化する。出資比率を50.9%に引き上げ、役員も派遣する。国内で射出成型機の需要回復が遅れており、日本製鋼所は名機製作所を傘下に収めることで競争力を強化する。
医薬品事業に参入すると正式発表した。創薬ベンチャーと共同出資会社を設立、2012年からインフルエンザワクチンの原薬を生産する。現在は6カ月かかるワクチンの生産期間を約2カ月に短縮できることを売りに、国内のインフルエンザワクチン市場でシェア10%を目指す。
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は連結子会社のキヤノンソフトウエアを株式交換により完全子会社化する。キヤノンMJは情報システム開発などIT(情報技術)サービス事業を新たな収益源として強化している。
健康食品事業に参入する。グループ共通の健康食品ブランドを新設、ビール風味飲料やヨーグルトなどを4月から順次販売する。昨年3月に健康食品事業から撤退したが、需要は強いとみて新しい収益の柱に育てる。
傘下の三菱化学は2010年内に中国工場で自動車の内外装に使う塩化ビニール樹脂製品の生産能力を倍増させる。国内の塩ビ生産撤退を決めているが、需要増が見込める海外では加工事業を強化する。
売り 2040万株
買い 1730万株
(金額ベースは買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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