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日経平均 | 10325.28円 | ▼187.41円 |
売買高 | 23億7259万株 | − |
日経平均先物 | 10340円 | ▼170円 |
売買代金 | 1兆6210億円 | − |
TOPIX | 916.40 | ▼18.19 |
値上がり銘柄 | 179銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 418.33 | ▼5.95 |
値下がり銘柄 | 1396銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1213.72円 | ▼2.45円 |
変わらず | 108銘柄 | − |
騰落レシオ | 98.15% | ▼10.72% |
米国市場の下げ一服で底堅い堅調な始まりも後場から一転大幅下落
米国市場が4営業日ぶりに反発となったことや為替が落ち着いていることから小幅安ながらも底堅い始まりとなりました。昨日の下げ渋りで米国株高を織り込んだものと思われ、上値も重く方向感のない狭い範囲での動きとなりました。それでも外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が本日も買い越しと伝えられたことや決算発表が本格化する中で業績の回復を示す企業も多く、前場は堅調な地合いとなりました。
後場に入ると寄り付きから一転売り急ぐ展開となりました。対米ドルだけでなく、ユーロなどに対し一気に円高が進み、目先筋の見切り売りも嵩んで指数は大幅下落となりました。中国の金融引き締め懸念からの売りとの見方も多かったようですが、昼の市場外取引で比較的まとまった売り決めがあったことや日銀の金融政策決定会合で比較的楽観的な見通しが示されたこと、米FOMC(公開市場委員会)を控えて手仕舞いを急ぐような持高調整の売りが嵩んだことなどから売り急ぐ動きもあり大幅下落となりました。途中何度か下げ渋っては売られるといった状況で大幅安となりました。
小型銘柄も手仕舞い売り、見切り売りに押されるものが多く東証マザーズ指数は大幅安となりました。日経ジャスダック平均は底堅く小幅安に止まりましたが買いが入っているというよりは売りが少ないという感じです。先物は散発的にまとまった売り買いが見られ、その都度指数を上げ下げすしていましたが、どちらかと言うと売りの方に追随するような動きが見られ、指数を下押す要因の一つとなった感じです。
10500円を大きく割り込みました。次の節目であり10100円台半ばから200円台半ばまでの下落を覚悟しながら過熱感を冷ますような動きとなるものと思われます。決定的な売り要因がない中で指数を押し下げる動きが昨年の今頃の動きと似ており、持高調整の売りが続くのであれば調整が長引くということになりそうです。昨年の9月以降の相場の動きが、一昨年の9月からの動きとパターンが似ており、一旦は下げ渋り押し目を探る動きではあるのでしょうが、押し目も長く、深いものなってしまう可能性もありそうです。
基準線にサポートされて底堅さが見られるのかと思いましたが、一気に下落となりました。こうなると遅行線が日々線や雲にサポートされて底堅さが見られるのかどうかが注目されます。昨年8月のもみ合い水準でも下値が10100円台半ばというところであり、その水準まで一気に下落となれば、ストキャスティックスもRSIも底値圏になり、目先的な過熱感も薄れるので、底堅く反発となって来るのでしょう。
あっさりと基準線を割り込み、遅行線も雲の上限では下げ止まりませんでした。ストキャスティックスは底値圏まで来たのですが、RSIはまだ下値余地もあり、遅行線が日々線を意識するところまで調整となるものと思います。遅行線が日々線に一旦はサポートされ、過熱感を冷ましてから戻りを試すことになるのでしょう
引き続き遅行線が日々線にサポートされて底堅い展開となっています。ストキャスティックスは底値圏にあり、RSIはまだ下値余地はあるのですが、反発となっていることから引き続き遅行線が日々線にサポートされるのかどうかが注目されますが遅行線がサポートされている日々線が急騰しているところなので、日々線を割り込んでしまう可能性が高そうです。
出遅れ銘柄は堅調
2009年10−12月期の連結営業利益が前年同期比1.7倍となったと新聞で報じられて好感する買い入り堅調となりました。出遅れ感が強かったことも一次大幅高となるなど上昇要因となったものと思います。
米国でのリコールに続き欧州でもリコールを検討していると伝えられたことが嫌気されて売られ、大幅下落となりました。米国景気の回復度合いが鈍いことや円高などを嫌気する動きもあったようです。
昨日引け後に発表した2010年3月期通期見通しが野菜飲料の既存品の回復遅れから下方修正となったことが嫌気されて売り先行で始まり大幅下落となりました。
ここのところ米国株安や円高にもかかわらず堅調な地合いが続いていましたが、買戻し一巡感や円高を改めて嫌気する動きなどから売りが嵩み大幅下落となりました。
昨日の引け後に2010年3月期の連結決算が従来予想から増益幅が拡大すると発表したことや、大手証券がHDD(ハードディスク駆動装置)が大幅な黒字へ転換するとして投資判断と目標株価を引き上げたことから好感する買いが集まり大幅高、昨年来高値更新ととなりました。
ここのところの下げ基調となっていた反動、買戻しが入り堅調となりました。特に材料が出たわけでもないのですが、持高調整の買戻しも入ったものと思います。
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