決算動向など個別の材料に反応か
KDDIはジュピターテレコム(JCOM)に出資する、ケーブルテレビ関連事業強化の一環で、米社出資分を譲り受けるもので、JCOMはKDDIの関連会社となる。
提携先の米コンサルタント2社と共同で、米国の新幹線やリニアなど高速鉄道の受注を目指す計画を発表した。高速鉄道は温暖化ガス排出が少ない点が注目され、各国で建設が相次ぐ。米国で競争力を磨き、欧州勢に対抗する。
携帯電話の位置情報を定期的に測定する機能を使った情報配信ソフトの期間貸し(ASP)サービスを始めると発表した。営業担当者の行動把握に利用できるほか、飲食店のメニューなど利用者の周辺情報を端末に通知できる。
トランスコスモスが約60%出資するダブルクリックが持つインターネット広告配信事業を米グーグルに譲渡する。また、トランスコスモスは株式交換でダブルクリックを3月に完全子会社化する。ダブルクリックは3月24日で大証ヘラクレスを上場廃止となる予定。
2010年中に中国で樹脂の難燃性を高める添加材料の工場を新設する。環境規制の強化で中国では今後火災時に有害物質が発生しにくい素材の需要が増えると見られており、受注がさらに増えれば増産をする。
パソコン用の記憶装置に使うガラス製ハードディスク(HD)基板の新工場をフィリピンに建設する。ノートパソコンの市場拡大に伴い、HD用ガラス製基板の堅調な需要が続くと判断、フィリピン、ベトナム、タイなどにある既存工場の生産能力が限界に近づいているため、新工場を建設する。
売り 1510万株
買い 1780万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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