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日経平均 | 10735.03円 | ▼144.11円 |
売買高 | 31億4291万株 | − |
日経平均先物 | 10720円 | ▼170円 |
売買代金 | 1兆6185億円 | − |
TOPIX | 944.02 | ▼10.11 |
値上がり銘柄 | 474銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 410.83 | △5.55 |
値下がり銘柄 | 1105銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1186.54円 | △1.53円 |
変わらず | 98銘柄 | − |
騰落レシオ | 110.06% | ▼12.40% |
中国の金融引き締めや円高を嫌気して売られ大幅安
米国市場が商品市況が軟調となったことなどから軟調となり、為替も円高となったことから売り先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたことから、昨日同様な買いを期待する向きもあり、寄り付きの買いが一巡した後は買い戻しも交え戻り歩調となりました。ただ、為替が円高是正とならないことなどが嫌気されて売り直され再び下げ幅を広げる展開となりました。自動車株やハイテク銘柄などの出関連銘柄に安いものが多く、非鉄株や商社株も商品市況が軟調となったことから売られました。
後場に入ると一段安、大幅下落となりました。昨日のような買いを期待した向きが肩透かしをくったようなところもあり、また、為替にも大きな動きもないことから戻りも鈍くなりました。中国の金融引き締めを受けてアジア市場が軟調となったことで、改めて金融引き締めの影響を懸念する向きもあり見切売りが続きました。一方で、持高調整と見られる買戻しが続く銘柄も見られ、指数を下支えして、底堅さも見られました。景気回復、業績回復というよりは目先的な需給の好転を期待する動きから底堅さが見られるようです。
小型銘柄は主力銘柄が利益確定売りに押されるなかで逆に昨日の下落の反動や売り一巡感から値動きの良さを好感して買われるものが多く、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均も堅調となりました。
商品市況の下落や円高などを嫌気する動きとなりましたが、中国の金融引き締めの影響が大きいものと思います。米国での「出口戦略」が取りざたされる前に、中国で過熱感を冷ますことになり、信用収縮懸念が強まったものと思います。今後も米国だけではなく、中国でも日本でもバブル防止、目先的な過熱感を冷ますような施策や金利動向などで、景気回復を織り込む動きが一服となることがあるものと思います。指数の過熱感も強いことからいったんは押し目を確認することになるのかもしれません。円キャリー取引の解消のように信用収縮、持高調整の動きが出てくるのかどうかが大いに注目されます。
節目と見られる10800円を超えたところから調整となりました。RSIもストキャスティックスも高値圏にあり、移動平均線や基準線からの乖離も大きいことから、いったん過熱感を冷ますように押し目を試す動きとなって来るものと思います。昨年8月のようなもみ合いとなる可能性もありそうです。
上に放れた状況からではないので、高値の「決定線」とはなりませんが上髭の長い足となったことで、ここが高値となる可能性も高くなりました。明日、昨日の高値を抜けるような展開にならないと調整となるものと思います。少なくとも過熱感を冷ますような押し目を探る展開にはなりそうです。
基準線を意識するところまで一気に下落となりました。基準線を意識して底堅さも見られますがまだRSIもストキャスティックスも下落が続き下値余地もあることから、基準線のサポートを確認するような動きがまだ続くものと思います。
円高や中国の金融引き締めを嫌気して売られる
昨日の引け後に2010年8月期の業績を上方修正したことが好感されて買われ、大幅高となりました。同業他社と比べた事業展開が評価され、クイック社調べの予想も大きく上回ったことから一気に買いが入ったものと思われます。
最後は目先筋の売りに押されましたが堅調となる場面もありました。環境車向けの部品事業に参入すると新聞で報じられ、環境関連銘柄としてこれまでの素材から部品に広がりが見られたことかが評価されて買われたものと思われます。
昨日に発表した2009年10−12月期の連結受注残高(速報値)が前年同期比2.9倍で11四半期ぶりに前年同期実績を上回ったのですが、予想を下回ったことから利益確定売りに押され軟調となりました。それでも受注が引き続き好調なことから、円高の割りに底堅さも見られました。
売り気配から始まり大幅下落となりました。昨日の引け後に2012年2月までに前直営店の3割前後にあたる50〜70店を閉鎖すると発表、子会社の清算も発表したことから改めて事業環境の厳しさが確認されて売り急ぐ展開となりました。
前日の大幅高の反動に加え、2010年は日本の在庫循環が下向きになることや中国の鋼材輸出が増加して市況が混乱する可能性が高いなどから外資系証券が投信判断を引き下げ大幅下落となりました。
節目と見られる3000円を回復、堅調となりました。液晶テレビや家庭用ゲーム機の販売が伸び業績回復が期待できることが手掛かりとしていますが、目先的な需給要因で買い急ぐ動きとなった面もあるものと思います。
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