カレンダーを購入する際のこだわりは？

[堀内彰宏，Business Media 誠]

　新年が始まり、カレンダーを新しいものに取り替えた人も多いだろう。消費者は自宅用のカレンダーをどのように選んでいるのだろうか。

　アイシェアの調査によると、自宅にカレンダーがある人に「自宅用のカレンダーは毎年自分で購入していますか？」と尋ねたところ、「購入している（必ず自分で購入している＋自分で購入することが多い＋自分で購入することもある）」は59.5％。男女別に見ると、「購入している」の比率は男性（52.4％）より女性（66.9％）の方が高かった。

　カレンダーを購入することがある人に「自宅用のカレンダーを購入するのは、毎年何月ごろが多いですか？」と聞くと、トップは「12月」で58.1％。以下、「11月」（24.4％）、「1月」（9.2％）、「10月」（6.0％）が続いた。年越し前の10〜12月に購入している人が9割近くを占めており、また女性より男性の方がやや時期が遅れて買う傾向にあった。

　カレンダーに求めるポイントは何なのだろうか。カレンダーを購入することがある人に「自宅用のカレンダーを購入する際に最も重視する点（サイズやデザインを除いた機能）は何ですか？」と尋ねると、トップは「予定などの書き込み欄がある」で35.9％。以下、「キャラクターや写真の良さ」（31.3％）、「数字や文字の読みやすさ」（12.0％）、「前月・翌月が一緒に見られる」（8.3％）、「吉日や仏滅の表記がある」（4.6％）が続いた。

　男女別に見ると、「予定などの書き込み欄がある」は女性（31.9％）より男性（40.8％）の比率が高く、「キャラクターや写真の良さ」は男性（26.5％）より女性（35.3％）の比率が高かった。

　インターネットによる調査で、対象は20代〜40代の男女470人（うち自宅にカレンダーがある人は365人）。調査期間は2009年12月15日〜18日。