今年の新成人に聞く、自分はこんなタイプの人間(2/2 ページ)

» 2010年01月08日 12時21分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
前のページへ 1|2       

新成人の仕事観

 新成人は仕事のことについて、どのように考えているのだろうか。仕事観について聞いたところ、「仕事だけの人生は嫌だ」(59.5%)がトップ、過去6年間連続で1位となったが、2005年の87.4%に比べると大きく数字は下がっている。「仕事もプライベートも充実させたい」と思いつつ、現実の厳しさを思うとそうも言っていられない、ということだろうか。オーネットでは「彼らのマイペース志向が表れた結果」としている。また「年功制よりも能力主義に徹したほうがいい」(21.1%)という考えも、6年間で最低値となった。「仕事に燃えている人は素敵だと思う」(46.1%)と「仕事は責任が重くても、すべて任されるほうがいい」(10.5%)も6年間で最低の数字となった。「2010年の新成人は競争や努力といったことに関心がないように見受けられる」(同)

仕事観について(出典:オーネット)

 あなたにとって仕事とは? この質問に対し、最も多かったのは「お金を稼ぐ/得る/貯めるためのもの」(85.4%)だった。次いで「生活の糧/生きるための手段」(72.1%)、「経済的な自立のため」(61.3%)、「家庭/家族を支えるためのもの」(59.1%)と、現実的な答えが上位に並んだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.