明日から始める! 初めての自転車通勤(3)いよいよ自転車に乗る、その前に(3/6 ページ)

» 2010年01月05日 12時30分 公開
[西幡治美(金森マーケティング事務所),Business Media 誠]

スーツ

 動きやすい格好で自転車に乗り、会社に着いたら着替える……という人が多いが、最近は「バイク乗りのための自転車通勤スーツ」も登場している。こういったスーツを探すのも良いだろう。

 伸縮性が高く、吸汗・速乾機能のある素材、さらにはUVカット対応など、高機能なウエア類を扱う店も増えている。よりスタイリッシュな自転車ライフを送るためにも、ウエアのおしゃれを楽しんでほしい。以下に紹介する2店は、自転車通勤スーツなどさまざまなウエアの取り扱いがあるおすすめのお店だ。

東京・九段下のmessengerbag.jp(左)。東京・新宿Psy!z(右)

装備をチェック!――その2

 体を守るウエア類を整えると同時に、自転車への装備もまた大切だ。公道を走るために必要な装備はしっかり装着し、万全を期して道を走ろう。

ライト

 自転車には前後に1つずつ、合計2つライトを付ける。

 LEDの明るいタイプのライトを前に付けて前方の視野を確保。後部には点滅するタイプなどで、後ろを走るクルマからの視認性を高くするよう心がけよう。

 自転車の前に付けるライトは明るいものを選びたい。「キャットアイ HL-EL520」は高輝度白色LEDを採用、両サイドも光る安全設計。4980円(東急ハンズ渋谷店)。


 電池ではなく、USB充電できるライトも出てきている。「ジェミニUSBライト」2835円(左)、「オリオンUSBリアライト」2499円(右、いずれも東急ハンズ渋谷店)


ベル

 法律では、自転車のベルは「緊急時をのぞいて」鳴らしてはいけないことになっている。これをふまえ「どうしてもの場合だけ」使えるように準備しておく。邪魔だからという理由で鳴らすのは違法!

泥よけ

 スポーツバイクには原則、泥よけは付いていない。しかし、悪天候の時は跳ね上げるし、砂利の巻き上げが気になるエリアを走行することもある。お気に入りのスーツが汚れるのを防ぐためには、装備しておくにこした事はない。取り外しが苦にならないのなら、天気や路面を見ながらその都度装備を変更して通勤するのもありだ。

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