落車した時に、生死を分けるのがヘルメット。それだけに、安全性が確保された、自転車用のものをおすすめしたい。衝突の衝撃でまっ二つに割った経験がある筆者などは「もしヘルメットをかぶっていなかったら……」と考えるだけで恐ろしくなる。
ヘルメットは命を守る大切なアイテムだ。最新のものは軽量で、中には200グラムを切るものもある。空気抵抗や通気性を考慮した美しいものや、ゴツッとした男前なものなど、デザインはいろいろ。サイズも形も様々なので、鏡の前でかぶっていろいろ試してみてほしい。
「ヘルメットの値段の違いは軽さに出ます。OGKのヘルメットは、頭が大きい人にもかぶりやすいと人気です」(東急ハンズ渋谷店 松尾茂樹さん)。写真はOGK KABUTO「エントラ」8400円。
グローブも必ず着用のこと。ハンドル操作時のグリップ力を高め、転倒時の擦過傷などのアクシデントを軽減する大切なアイテムだ。冬は暖かく、夏は通気性の高いものを選ぶと、非常に快適に自転車に乗れる。季節ごとに素材が異なる製品が豊富にそろっているので、スーツと似合うかっこいいものを探してみよう。
スポーツバイクには、ママチャリのようなチェーンガードは付いていない。大切なスーツのパンツの裾をオイルで汚したり、チェーンに巻き込む事故を未然に防ぐためにも、裾バンドで留めておくか、ロールアップしておこう。
「リフレクティブアンクルバンド」1260円(東急ハンズ渋谷店)。自転車用バッグでも有名なオルトリーブの裾バンド。夜間走行用時、クルマのライトに反射するようになっている。
「ファーラー マインバンド リフレックス」2700円(東急ハンズ渋谷店)。使われなくなった生地を再利用して作った裾バンド。広告バナーやトラックのほろなど、さまざまな生地を使っており、同じ柄のものは2つとない。
バックパックやメッセンジャーバックなど、身体に固定できるバッグが望ましい。単なるたすきがけや肩掛けでは、滑って前に回ってきたり、ホイールに絡まったりして危険な状況になる可能性がある。ノートPCを持ち歩いている人は、対応したバッグを探そう。万が一転倒しても機材を守ってくれる頼もしいバッグや、中に入れるケースもある。
自分の荷物の中身や量を考えながら、スーツと合わせて数パターンのバッグをそろえれば、おしゃれ度はかなりアップする。
サンフランシスコ発、うずまきロゴがトレードマークのTIMBUK2はメッセンジャーバッグの人気ブランド。「クラシックメッセンジャー Mサイズ」1万2600円(東急ハンズ渋谷店)
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