コラム
» 2010年01月04日 01時00分 UPDATE

ちきりんの“社会派”で行こう!:新春言葉遊び! “似て非なるモノ” (1/3)

世の中には同じように見えても、実は微妙に異なる言葉があります。無意識に自分に都合のよい言葉を選んでいる私たちの深層心理を突く言葉の事例を一挙紹介します。

[ちきりん,Chikirinの日記]

「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは?

はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。

※本記事は、「Chikirinの日記」において、2005年12月21日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。


 世の中には“似て非なるもの”がたくさんありますよね。そうしたものを私たちは無意識に、でも極めて戦略的に使い分けていると思います。そんな事例を集めてみました。

論理と屁理屈 自分の主張が「論理」。他人の主張が「屁理屈」。

理由と言いわけ 聞かれなければ言わないことが「理由」。聞かれていないのに言わないと気が済まないのが「言いわけ」。

自信と虚勢 何も考えていない人が持つのが「自信」。考えすぎちゃう人がとる態度が「虚勢」。

差別と区別 悲しいのが「差別」。悔しいのが「区別」。

事実と真実 どーでもいいことが「事実」。結構大事なことが「真実」。もしくは、証明できる正しいことが「事実」。証明できない正しいことが「真実」。

欲望と欲 欲しいモノを手に入れたいと思うのが「欲望」。要らないモノも手に入れたいと思うのが「欲」。

孤独と孤高 みんなに同情されたい人が訴えるのが「孤独」。みんなに賞賛されたい人が訴えるのが「孤高」。

誠実さ 誠実に見える人は「誠実な人」。誠実だと言い張る人は「不誠実な人」。

時代と世代 いつのまにか過ぎ去るのが「時代」。いつまでも付きまとうのが「世代」。

才能と適性 本当の理由なのが「才能」。理由として使いたくなるのが「適性」。

努力と才能 才能のない人が信じるのが「努力」。努力できない人が信じるのが「才能」。

人と神 神を信じるのは人が信じられない人。人を信じるのは神が信じられない人。

お金持ち お金を貯めているのはお金持ちでない人。お金を貯める必要がないのがお金持ち。

家族と家庭 大事だと思うのが「家族」。めんどくせーなと思うのが「家庭」。

人生と生活 余裕のある時に考えるのが「人生」。余裕のない時に考えるのが「生活」。

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