− | − | − |
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日経平均 | 10546.44円 | ▼91.62 円 |
売買高 | 17億0666万株 | − |
日経平均先物 | 10540円 | ▼110円 |
売買代金 | 9291億円 | − |
TOPIX | 907.59 | ▼8.28 |
値上がり銘柄 | 323銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 416.22 | ▼2.36 |
値下がり銘柄 | 1235銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1176.87円 | △0.39円 |
変わらず | 127銘柄 | − |
騰落レシオ | 112.12% | △0.23% |
円安を好感して買い先行で始まるも年末の手仕舞い売りに押されて安値引け
米国市場は上げ一服となったのですが、為替が円安となったことからハイテク株など輸出関連銘柄を中心に買い先行となりました。日経平均も10700円を超えて始まるなど堅調な始まりとなりましたが、寄り付きの買いが一巡した後は年末の手仕舞い売りや持高調整と見られる売りに押され、先物へのヘッジと見られる売りなども見られて上値が重く、軟調となる場面もありました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も小幅買い越しと伝えられたのですが、買いが続かず小動きとなりました。
後場も底堅く堅調ながらも上値の重い展開となりました。昼の時間帯に為替が円安に振れ、好感する動きも見られたのですが、市場参加者も少ないようで買い気は続かず前日終値近辺、8月の引け値ベースでの年初来高値水準で小動きとなりました。年末のラリーを牽引してきた機械株なども息切れとなり、内需株に手仕舞い売りに押されるものが目立ち、ハイテク銘柄なども持高調整の売りに押されて上値も重く、大納会という割りには盛り上がりに欠ける展開となり、最後は手仕舞い売りや見切り売りが嵩んで安値引けとなりました。
小型銘柄も方向感のない展開で見切り売りや手仕舞い売りに押されるものが多く見られました。東証マザーズ指数は軟調、日経ジャスダック平均は横ばいとなりました。先物は朝方こそまとまった売り買いが見られましたが、徐々に売り買いが減少、散発的にまとまった売り買いが出るところでは指数も上げ下げするのですが、仕掛け的な売り買いもなく最後は買い戻しを急ぐ動きもあったのですが、総じておとなしい動きでした。
無事に(?)一日立会いの大納会も終了しました。日経平均だけを見ると年初と年末を比べるとしっかりと上昇したことになりましたが、何となく盛り上がりに欠ける1年ではなかったかと思います。毎年この時期には「来年こそは・・・」と過ごしてきましたが休日も少なく、大納会も大発会も半日で終わらないとなるとどうも正月、「年の初め」と言う雰囲気がありません。「心機一転」と言うことがしっくりと来ない感じですが、冴えない相場から「心機一転」立ち直って欲しいものです。
8月の高値水準を抜け切れず、ローソク足の形も「包み足」で相場の転換点を示すものとして年初からの相場が懸念される引けとなってしまいました。RSIには上昇余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示しており、いったんは転換線水準までの押し目を確認することになるのかもしれません。
雲を抜けてはいるのですが、遅行線が雲を抜け切らないうちに「包み足」が出現、調整となる可能性も高くなりました。RSIには上昇余地もあり、底堅さも見られるものと思いますが、ストキャスティックスは高値圏からのッ調整を示唆しており、雲のサポートを確認するような調整となるのかもしれません。
節目と見られる1ドル=92円の水準まで上昇となりました。さすがに一気に抜けるというところまでは行きませんがストキャスティックスが高値圏にあり過熱感が出ているわりに堅調となっています。RSIもそろそろ高値圏になっており、いったんは日柄的な整理となり押し目を確認する動きになるのではないかと思います。
円安を好感する動きもあるが年末の手仕舞い売りに押される
新聞で2011年3月期に黒字にしたいとの会長兼社長のコメントが掲載され業績改善期待が高まって買いが入り、堅調となりました。増資が嫌気されて売られていたことの反動や新興国でのインフラ整備での存在感を改めて見直す動きもあったものと思います。
円安を好感して買い先行で始まり連日の年初来高値更新となりましたが、年末の手仕舞い売りに加え、利益確定売りがかさみ、軟調となりました。
値動きの良さを好感する買いもあって大幅高となりました。2010年10月期は3期ぶりの営業最高利益を更新するとして大手証券が投資判断と目標株価を引き上げたことがきっかけで買われたものと思います。
オーストラリアの農薬大手と業務・資本提携に向けた協議を始めると新聞で報じられ、世界的な食料増産傾向のなかでの農薬部門強化が評価されて買いが先行、堅調となりました。
特に材料があったわけでもないのですが、年末の手仕舞い、消去法的に買われ、持高調整の中で買い戻しも入り堅調となる場面もありました。最後は手仕舞い売りに押されましたが、底堅さも見られました。
全般的に手詰まり感が強い中で2010年12月期に営業損益が急回復するとして国内証券が投資判断を最上位としたことがきっかけで買いが集まり大幅高となりました。
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