先週最も読まれた記事は「岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは」。2位は「『会社を辞めたい』と感じているのは、どの業種で働いている人?」、3位は「金融資産500万円を持っていれば、ちょうど真ん中」だった。
2008年に起こった金融危機の傷跡は深く、減収減益の企業が相次いだ日本。一方、第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では第1回に続いて日本代表が優勝するといった明るいニュースもあった。そんな中、Business Media 誠で読まれたのはどんな記事なのだろうか。今回は年内最後のTop10なので、特別に年間Top10を振り返ろう。
2008年11月に宮崎駿監督が日本外国特派員協会で行った講演が、昨年に続きランクイン。ちなみにこの講演の音声(日本語訳付き)は鈴木敏夫さんの公式ブログでポッドキャスト配信されている。スタジオジブリでは先日、新作『借りぐらしのアリエッティ』の公式Webサイトを公開しており、そちらも楽しみなところだ。
誠の読者には20〜30代の男性が多いためか、こうした恋愛系の記事がよく読まれたようだ。記事中、首都圏の20代OLが「合コンで『部屋に○○がある』と聞いて、相手のことが気になるモノ」1位として「部屋の窓から東京タワーが見える」を挙げているのだが、夜景が気になるのか、それとも東京タワーが見えるような場所に住める財力が気になるのかが知りたいところだ。
7月にはガンダム30周年を受けて、富野由悠季監督が日本外国特派員協会に登場。この8カ月前に登場した宮崎駿監督が「1つの作品の寿命は30年くらいではないか」と述べたことに対して、「ガンダムはどうなのか」といった質問が投げかけられたりもした。
結婚相談所で働くアドバイザーを対象としたアンケートで、身に付けているだけで恋愛対象外とされてしまいかねないグッズを調査した記事。身に付けてはいけないものを、あえてすべて身に付けた男性の絵のインパクトが強烈だったようだ。この調査の結果は複数のメディアで取り上げられたが、asahi.comではなぜか独自のイラストを描いていたのが印象的だった。
現役東大生の森田徹氏が実際に周辺の東大生のノートを集めて、「本当に東大生のノートはキレイなのか?」と調べた労作。学生が多いmixiでの反応が特に良く、多くの日記で記事が取り上げられていた。とりあえず森田氏のノートが汚いということが間違いなく分かる記事でもある。
1980年代のファミコンブームの中心にいた高橋利幸氏、通称“高橋名人”が当時を振り返った講演をまとめた記事。この講演を下敷きとしてその後、『公式16連射ブック 高橋名人のゲームは1日1時間』が書かれたようだ。
10月から時事日想(金曜日)の執筆者として加わった吉田典史さんの第1回記事。近年、特に注目されるようになっている世代間格差がテーマで、誠読者層の20〜30代のすぐ上の上司にバブル世代が多いとあってか注目を集めたようだ。
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