キリン食生活文化研究所は12月21日、「2008年世界主要国のビール消費量」を発表、2008年の世界のビール総消費量は、前年比1.2%(約215万キロリットル)増の約1億7806万キロリットル(大びん換算で約2813億本)と、23年連続で増加したことが分かった。
国別の消費量を見ると、トップは6年連続で「中国」。前年比4.3%増の4081万7000キロリットルと大幅に増加している。以下、「米国」(2503万5000キロリットル)、「ロシア」(1091万キロリットル)、「ブラジル」(1004万5000キロリットル)が続いた。
日本は前年比2.7%減の611万1000キロリットルで7位。キリン食生活文化研究所では「原材料の高騰による各社の価格改定、少子高齢化、嗜好の多様化などの影響」と分析している。
2008年の国別1人当たりビール消費量を見ると、トップは16年連続で「チェコ」。前年比4.6%増の149.9リットル(大びん換算で236.8本)となっている。以下、「アイルランド」(124.8リットル)、「ドイツ」(110.6リットル)、「オーストリア」(109.5本)、「ポーランド」(92.5本)、「ベネズエラ」(92.1本)、「エストニア」(91.2本)が続いた。日本は前年比2.1%減の47.9リットルで、前年より順位を1つ下げて39位となった。
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