− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 10142.05円 | ▼21.75円 |
売買高 | 19億1826万株 | − |
日経平均先物 | 10140円 | ▼10円 |
売買代金 | 1兆2604億円 | − |
TOPIX | 893.59 | ▼2.69 |
値上がり銘柄 | 745銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 405.64 | △6.08 |
値下がり銘柄 | 767銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1156.12円 | △0.71円 |
変わらず | 172銘柄 | − |
騰落レシオ | 91.71% | △4.67% |
キャリー取引の手仕舞い売りや円高を嫌気した売りに押されて軟調
米国市場が大幅下落となったことを受けて日本市場でも「キャリー取引」の解消=手仕舞い売りから売り先行となりました。それでも対米ドルではそれほど円高となっていなかったこともあり、寄り付きの売りが一巡した後は戻り歩調となる場面もありました。ただ、その後円キャリー取引解消の売りがかさみ円高となったことから売り急ぐ動きもあって一時大幅下落となりました。信用不安懸念から銀行株を売り急ぐ場面ありました。日経平均の10000円を意識するところではさすがに下げ渋り、底堅さが見られると戻りを試す動きとなりま下が、戻りも限定的、小動きとなりました。
昼の時間帯に日銀金融政策決定会合の結果が発表され、デフレ対策が期待されるとして底堅い展開となりました。先物の買戻しなどもあり、下げ幅を縮小しましたが為替は一向に円安にならず、キャリー取引の売りが続いて上値を押さえる要因となりました、。ただ、逆に手仕舞いの買戻しなどもあり、ディフェンシブ銘柄などを中心に堅調なものも見られ、小幅安という水準まで戻しました。ただ、最後まで上値を買い上がる動きはなく昨日の終値まで戻ることはなく上値の重い展開での引けとなりました。
小型銘柄は主力銘柄が手仕舞い売りに押されるなかで、売り圧力が小さく堅調となるものが多く見られました。値動きの良さを好感する買いなども集まって幕間つなぎ銘柄として物色され、東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数は堅調、日経ジャスダック平均は小幅高と総じて堅調となりました。先物は朝方こそまとまった売り買いが散見されましたが、後場に入ってからは散発的にまとまった買戻しが見られる他は目立った動きはなく、指数を大きく動かす要因にはなっていませんでした。
最後は買戻しもあって前日の終値近くまで戻すなど底堅い展開ととなりました。為替も日銀のコメントや金利とは関係ない動きとなり、株価も為替とは関係ない動きとなるなど週末ということでそれぞれ勝手に手仕舞いの売り買いが出ているという状況でした。市場参加者が限られており、腰の据わった売り買いが少なく、どうしても目先の需給に振らされることが多いものと思います。来週も年末を控えて週の半ばには休日もあり、ますます目先の需給に振り回されて右往左往することになりそうです。ただ、金融緩和政策、デフレ対策が続くとすれば、売り叩き難くなるのだと思います。
遅行線も日々線も雲に上値を押さえれて上値が重くなりました。RSIはまだ上昇余地があるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示しており、まだ雲の中での動きが続きそうです。遅行線が雲のねじれの日柄にあり、動きが出てくるかもしれません。
雲の下限での底堅さを確認するような格好となりました。RSIやストキャスティックスが高値圏で下落を示唆しているようにも見え、まだまだ押し目を確認するような動きが続くのかもしれませんが、底堅い展開が続き日柄での整理となるのかもしれません。
堅調なのですが遅行線が日々線や雲に上値を押さえられ、日々線も雲に上値を押さえられています。RSIもストキャスティックスも方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏にあると見られることからいったん遅行線が日々線の下落に合わせて押されるように調整が入るかもしれません。
為替にも反応しきれずまちまちの動き
円高や米国株安が嫌気されて総じて軟調となるなかで、ディフェンシブ銘柄として注目され堅調となりました。中国で新ブランドのスキンケア商品を先行発売すると報じられ、成長著しい中国重視の方向性が好感された面もあるものと思います。
大幅高となりました。主力銘柄がキャリー取引の手仕舞い売りなどに押されるなかで、値動きの良さが好感されて目先筋の買いを集めたものと思います。10代女子向け衣料に参入と報じられ、「ファストファッション」の流行に乗るものとされ、また円高効果も期待されるとの思惑もあったものと思います。
主力銘柄が売られるなかで、いまや指数に影響の大きな銘柄の代表とされたこともあり、売りが止まりません。インドに本格進出すると新聞で報じられましたが、材料視されず主力銘柄を売り急ぐ流れに押されました。
ディフェンシブ銘柄、出遅れ感が強い銘柄として幕間つなぎ的に物色されて堅調となりました。海外での事業が成長しているとして外資系証券が投資判断と目標株価を引き上げたことも好感されたものと思います。
昨日はスーパーコンピューター開発費が復活と報じられたにもかかわらず軟調となりましたが、本日は低価格の高性能コンピューターを開発すると新聞で報じられたことが好感されたかのように堅調となりました。週末ということで目先筋の買戻しもあったものと思います。
大幅高となりました。本日の新聞で2009年10−12月期の連結営業利益が大幅増益となりそうだと報じられ好感する買いが入りました。低位株ということもあり、幕間つなぎとして目先筋の買いが集まったものと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング