今年はどっちを見る? 紅白歌合戦VS. アニソン紅白

» 2009年12月17日 12時55分 公開
[Business Media 誠]

 大晦日のテレビ番組と言えば、「NHK紅白歌合戦」(以下、紅白歌合戦)を思い浮かべる人も多いはず。毎年、紅白歌合戦を見ている人はどのくらいいるのだろうか。

 20〜40代の人に「子ども(小学生以下)のころに『紅白歌合戦』を毎年見ていましたか」と聞いたところ、70.3%が「見ていた(見ている年が多かったを含む)」と回答していることが、アイシェアの調査で分かった。一方、大人(20歳以上)になってからこれまでの視聴経験について聞いてみると、「見ていた(見ている年が多かったを含む)」という人は38.6%。ちなみに子どものころに「紅白歌合戦」を見ていたという人のうち、成人以降も見ていたという人は52.2%。「子どものころの視聴頻度による影響は見られたものの、全体的な視聴者は減少しているようだ」(アイシェア)

 今年の「紅白歌合戦」を見るという人はどのくらいいるのだろうか。視聴予定を聞いたところ「見る」という人は47.0%だった。「見る」と答えた人に、その理由を聞いたところ「好きな歌手が出るから」「家族が見るから」「年末恒例だから」「声優の水樹奈々が出るから」などの回答が目立った。一方、見ない理由では「興味がないから」「好きな歌手が出ないから」「外出しているから」「旅行に行くため」「他の番組を見るから」などの意見が多かった。

(出典:アイシェア)

 今年はアニメソング(以下、アニソン)の紅白歌合戦「アニソン紅白2009」が、BS11テレビで放送される。「アニソン紅白2009」をもし見られる環境であれば見たいと思うか、と聞いたところ「見たい(とても見たい+機会があったら見たい)」と答えた人は35.1%。「見たい」と答えた人に、その理由を尋ねると「興味ある企画だから」「懐かしい」「アニソンが好き」「好きな歌手が出る」といった意見が多かった。「見たいと思わない」理由では、「アニメが好きじゃない」「知っている曲が少ない」「興味がない」などの声があった。「今後、アニソン好きには欠かせない番組になっていくのか、放送が気になるところである」(アイシェア)

 携帯電話を使った調査で、20〜40代の男女515人が回答した。調査期間は11月27日から12月2日まで。

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