円安メリット銘柄を物色か
提携先のインドの鉄鋼大手から自動車向け薄板のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けることで基本合意した。インドには日系自動車メーカーが多数進出し高級鋼板の需要が伸びると見込まれているため、住友金属のブランドで供給する体制を整える。
アフリカのリビアで水道管生産に乗り出す。現地の国営企業合弁会社を設立し、2010年10から樹脂製の水道管を生産する。リビアへの日本の製造業の進出は初めて。
オランダの電機大手と液晶テレビ事業で提携する。2010年にもオランダ社が欧州や南米に持つ工場向けに液晶パネルの供給を始める。液晶パネルの外販先拡大で量産効果を引き出し、コストを低減する。
2013年にも電気自動車の海外展開に乗り出す。まず欧州で販売、需要をみながら北米などに順次広げる。電気自動車の開発で筆頭株主のトヨタ(7203)と連携、環境車シフトを加速する。
タイで天然ゴムの生産を始める。ゴム農園を運営する現地企業と合弁で農園を新設、2014年からゴムの採取を始める。石油以外の原材料を使ったタイヤなど環境配慮商品の開発力を高める。
提携関係にある韓国通信最大手への出資比率を引き上げた。これまでの携帯端末の共同調達や第三国の通信事業者への共同出資などで協力しているが、第2位株主に浮上し、携帯電話事業などでの協力を強化する。
売り 2030万株
買い 2730万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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